腐敗と倦怠に包まれた20世紀末のヨーロッパを舞台に、一人の警部が犯罪を追っていく夢とも現実ともつかない作品。ボルヘスの一連の小説や、ロブ・グリエの『消しゴム』を彷彿とさせる。製作はペア・ホルスト。監督・脚本はこの作品が長編デビューのラース・フォン・トリアー。共同脚本にニルス・ヴェーセル。撮影はトム・エリング、音楽はボー・ホルテンが担当。出演はマイケル・エルフィック、エズモンド・ナイトほか。一九八四年カンヌ国際映画祭高等技術委員賞受賞。
ネット上の声
- 凡才は凡庸を嫌い、奇をてらい、策に溺れる
- ラースのはじまり
- クジ売りの少女
- 全体的によくわからないシーンが多いが、なんとなくそれがパターンを持って挿入される
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国デンマーク
- 時間104分
- 監督ラース・フォン・トリアー
- 主演マイケル・エルフィック