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映画史上だれもなし得なかった90分間ワンカット、編集なし、本番一日という条件。しかも世界遺産であるエルミタージュ美術館の内部で撮影された驚異の映画。監督は、現代ロシアを代表するアレクサンドル・ソクーロフ。
ネット上の声
- アメージングワンショットヒストリカルミュージアムファンタジー
- ラストだけでも観る価値あり!
- 衣擦れの音に耳をかたむけて
- ヨーロッパの終わりとロシア
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国ロシア,ドイツ,日本
- 時間96分
- 監督アレクサンドル・ソクーロフ
- 主演セルゲイ・ドレイデン
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現代映画界において特異な位置を占めているロシアの作家アレクサンドル・ソクーロフ監督による文豪チェーホフを仮想の主人公とした作品。その前作である「セカンド・サークル」と次の「静かなる一頁」で三部作をなす。一人の青年がチェーホフと思われる番人に出会い、幻想的な体験をする過程を描くが、三部作に共通して終末的な世界観が提示されている。製作はユーリー・トーロホフ、エグゼクティヴ・プロデューサーはタモラ・モジリニコヴァ、脚本は「日陽はしづかに醗酵し…」及び、『痛ましき無関心』など、文学の映画化作品にも欠かせないユーリー・アラボフ、撮影はソクーロフの初期からほとんどの作品を手がけているアレクサンドル・ブーロフ、編集も同じくソクーロフ・スタッフの一員と言えるレダ・セミョーノワ、美術をウラジミール・ソロヴィヨフ、衣装をリディア・クロコヴァがそれぞれ担当。音楽はピョートル・チャイコフスキーの『エフゲーニ・オネーギン』、W・A・モーツァルトの『ピアノ協奏曲第23番』、また『静かなる一頁』にも聞こえてくるG・マーラーの『亡き子をしのぶ歌』が使用されている。出演は「セカンド・サークル」に続きピョートル・アレクサンドロフ、レニングラード演劇大学を卒業し、映画初出演のレオニード・モズゴヴォイ、また彼らの間を一匹の鶴が彷徨する。
ネット上の声
- 鑑賞中のトリップ感覚が心地よい
- ユーロスペースのソクーロフ特集
- 「静かなる一頁」位までの、ただひたすら幻想的で色々よくわからぬものを混ぜて誰も真
- 古屋敷の番人の青年とチェーホフの幽霊が交流を深めていくお話
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1992年
- 製作国ロシア
- 時間88分
- 監督アレクサンドル・ニコラエヴィッチ・ソクーロフ
- 主演ピョートル・アレクサンドロフ
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ロシアを代表するアレクサンドル・ソクーロフ監督が、独裁者ヒトラーを主人公に、その肖像を剥ぎ取りひとりの男としてとらえた作品。脱力したスラップスティック・コメディのような演出で、ファシズムの恐怖を描いている。
ネット上の声
- 『独裁者たちのとき』まで変わらず、威光を感じない権力者と無時間性の映画だった
- 「独裁者たちのとき」のまったり感はここでもみられる
- 密度の濃い空間を造り上げてしまう映像表現
- 稀な映画、III (絵画のような映像が、、)
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国ロシア,ドイツ,日本,イタリア,フランス
- 時間108分
- 監督アレクサンドル・ソクーロフ
- 主演エレーナ・ルファーノヴァ
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「太陽」で昭和天皇ヒロヒトの苦悩を描いたアレクサンドル・ソクーロフ監督が、祖国ロシアにおいて史上初の社会主義政権を築いたレーニンの晩年に焦点を当て、権力者の人間的な側面を浮かび上がらせた問題作。モスクワ郊外の屋敷で外界から切り離された療養生活を送る52歳のレーニン。右半身が麻痺しているため体の自由はきかず、痴呆の症状も現われ始めている。スターリンが見舞いに訪れても、その名前さえ思い出すことができず……。
ネット上の声
- レーニンを描いた本作、ヒトラーの「モレク神」、昭和天皇ヒロヒトの「太陽」と、人な
- 個人に歴史の負債を背負わせられるか?
- ソクーロフにしてはわかりやすい
- 英雄のあまりにも寂しい晩年
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国ロシア,日本
- 時間94分
- 監督アレクサンドル・ソクーロフ
- 主演レオニード・モズゴヴォイ