少女の瞳に映る、謎めいた父の横顔。スペインの巨匠ヴィクトル・エリセが描く、記憶と憧憬の幻想詩。
スペイン内戦後の北部地方の町。少女エストレリャは、物静かで不思議な魅力を持つ父アグスティンを神のように崇拝。ある日、父が隠し持つ手紙から、彼が捨てた故郷「南(エル・スール)」と謎の女性の存在を知る。父の秘密を知りたいと願う純粋な探求心。しかし父は心を閉ざし、父娘の間には静かで埋めがたい距離が流れる。憧れの父の過去に触れた時、少女の世界が静かに変容していく様。
ネット上の声
- 闇も少女も美しいのにカメラワークにも心理描写にも惹かれる
- えっ、続きがあるの?あんまりです☆2つ半
- ミツバチの光によって補完された傑作
- ☆4つを期待して観たら☆5つだった
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間95分
- 監督ヴィクトル・エリセ
- 主演オメロ・アントヌッティ