第二次世界大戦下のドイツ。戦争に引き裂かれた家族の愛と、母が娘に託した未来への絶望と希望の物語。
舞台は第二次世界大戦下のドイツ。若きエミリーは愛するハンスと結婚するも、彼はすぐに出征。一人残されたエミリーは、空襲の恐怖に怯えながら娘アンナを出産し、女手一つで育て上げる決意。終戦後、心に深い傷を負ったハンスが帰還。しかし、かつての愛情は失われ、家庭は冷え切った空間へと変貌。夫の暴力と無関心に精神を病んでいくエミリー。そんな母の姿を、娘アンナの視点から描く、戦争がもたらした一つの家族の崩壊と再生への微かな光。
ネット上の声
- ヨーロッパの未来は?
- 夢を諦めた祖母ネフ、女優として成功した母フォッセー、そしてその娘の親子三代物語
- 継ぎはぎだらけの家族の関係を修復へと導く事なく綻びを生じさせていく残酷さ
- フランス人の母と、ドイツ人の父、その娘の家族の触れあい
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国ドイツ,フランス
- 時間107分
- 監督ヘルマ・サンダース=ブラームス
- 主演ブリジット・フォッセー