スタンレー・クレイマーの「チャンピオン」と時を同じくして出た拳闘映画。ジョセフ・モンキュア・マーチの詩をアート・コーンが脚色し、「ボーン・トゥ・キル」のロバート・ワイズが監督した、リチャード・ゴールドストーン製作になる1949年作品。撮影は「美しき被告」のミルトン・クラスナー、音楽は「汚名」「ママの思い出」のC・バカライニコフが担当している。「暴力行為」のロバート・ライアン、「夜霧の誘惑」のオードリー・トッターの他、「仮面の男(1944)」のジョージ・トビアス、「影なき男の影」のアラン・バクスター、「育ちゆく年」のウォーレス・フォード、「孤児」のダリル・ヒックマン、パーシー・ヘルトン、ハル・フィーバーリング、ケニー・オモリソンらが出演する。なおこの映画は、物語の現実時間を映写時間72分に一致させるという試みが執られている。
ネット上の声
- 試合が長い
- キューブリック10選の一本
- 『ロッキー』は“エイドリアン!”、こちらは“ジュリー!” ロバート・ワイズが切れの良い演出を見せるボクシング映画の佳作。
- 🥊ボクシング映画なのだが、ほぼリアルタイムの時間進行で展開されるフィルムノワール
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間72分
- 監督ロバート・ワイズ
- 主演ロバート・ライアン