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白銀の頂、モンブラン。迫りくる嵐の中、一人の男の孤独な戦いと、地上から彼を想う人々の愛が試される。
1930年代、アルプスの最高峰モンブラン。山頂の気象観測所に、若き観測員ハンネスが一人駐在していた。彼の唯一の慰めは、麓の村に住む恋人との無線交信。しかし、ある日、山が牙を剥く。すべてを飲み込むかのような猛烈な嵐が観測所を襲い、ハンネスは完全に孤立。通信も途絶え、彼の安否を気遣う麓の人々は、決死の救出隊を組織する。圧倒的な大自然の猛威を前に、人間の無力さと、それでも失われない愛と勇気を描いた、山岳映画の金字塔。
ネット上の声
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ヒューマンドラマ
- 製作年1930年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督アーノルド・ファンク
- 主演レニ・リーフェンシュタール
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「死の銀嶺」「モンブランの嵐」「白銀の乱舞」のアーノルド・ファンク博士が書き下ろした探検物語の映画化で、ファンク博士指導のもとにグリーンランド西海岸にロケーションして撮影された。このロケーションはデンマーク政府の公認を得て、極地探検家として名高いクヌート・ラスムッセンの援助のもとに行われたものである。撮影には「死の銀嶺」「モンブランの嵐」と同様ハンス・シュネーベルガーとリヒャルト・アングストが当たった。なお脚色には「アルプスの血煙」のエドウィン・H・ノッフと「戦慄街」のトム・リードが当たり、米国版監督は「放送室の殺人」のテイ・ガーネットが任じている。出演者は「モンブランの嵐」「白銀の乱舞」「青の光」のレニ・リーフェンシュタール、「陽気なママさん」「壁の中の声」のゼップ・リスト及びエルンスト・ウデット、「白銀の乱舞」のウォルター・リムル、「グリード」のギブソン・ゴウランド、マックス・ホルスペア博士という顔ぶれである。音楽は「黒衣の処女」「白銀の乱舞」のポール・デッソオが作編曲している。
- 製作年1933年
- 製作国ドイツ,アメリカ
- 時間---分
- 監督テイ・ガーネット
- 主演ワルター・リムル
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「死の銀嶺」「モンブランの嵐」「白銀の乱舞」等と同じく山岳映画の権威アーノルト・ファンクが監督した映画で、脚本もファンク自身がカール・ツィアクの史実小説『パッカール対バルマ』に基いて書き卸した。撮影には「SOS氷山」「白銀の乱舞」のリヒャルト・アングストと「白銀の乱舞」のクルト・ノイバートとが協力して当り、音楽は「青の光」「銀嶺征服」のジュゼッペ・ベッチェが担当した。主役は「SOS氷山」「モンブランの嵐」のゼップ・リストで、新人ブリギッテ・ホルナイが対手役を勤め、その他、「第二の人生」のエドゥアルト・フォン・ヴィンターシュタイン、「銀界縦走」のワルター・リムル、エルンスト・ナンセン、クラウス・ポール、エルンスト・デュムケ、等が助演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1934年
- 製作国オーストリア
- 時間80分
- 監督アーノルド・ファンク
- 主演ゼップ・リスト