「死の銀嶺」「モンブランの嵐」「白銀の乱舞」のアーノルド・ファンク博士が書き下ろした探検物語の映画化で、ファンク博士指導のもとにグリーンランド西海岸にロケーションして撮影された。このロケーションはデンマーク政府の公認を得て、極地探検家として名高いクヌート・ラスムッセンの援助のもとに行われたものである。撮影には「死の銀嶺」「モンブランの嵐」と同様ハンス・シュネーベルガーとリヒャルト・アングストが当たった。なお脚色には「アルプスの血煙」のエドウィン・H・ノッフと「戦慄街」のトム・リードが当たり、米国版監督は「放送室の殺人」のテイ・ガーネットが任じている。出演者は「モンブランの嵐」「白銀の乱舞」「青の光」のレニ・リーフェンシュタール、「陽気なママさん」「壁の中の声」のゼップ・リスト及びエルンスト・ウデット、「白銀の乱舞」のウォルター・リムル、「グリード」のギブソン・ゴウランド、マックス・ホルスペア博士という顔ぶれである。音楽は「黒衣の処女」「白銀の乱舞」のポール・デッソオが作編曲している。
ネット上の声
- これはアーノルド・ファンクがレニ・リーフェンシュタールを撮った数々の作品の中の一
- 製作年1933年
- 製作国ドイツ,アメリカ
- 時間---分
- 監督テイ・ガーネット
- 主演ワルター・リムル