全2作品。藤本喜久子が出演した映画ランキング

都会に疲れた私が帰ってきた故郷。変わりゆく景色と変わらない人の温かさが織りなす、ささやかな再生のヒューマンドラマ。

東京での暮らしに息苦しさを感じ、故郷の地方都市へ戻ってきた主人公。かつて賑わった商店街はシャッターが目立ち、同級生たちはそれぞれの悩みを抱えながらも懸命に日々を送る。懐かしさと戸惑いが交錯する中、彼女は町の小さなイベントを手伝うことに。地元の人々との交流を通して、見失っていた自分自身と、この町ならではの魅力に気づき始める。ここで生きていくことの意味を問いかける、心温まる物語。

1945年8月24日、京都舞鶴沖で爆沈した一艘の輸送船と、それを巡る親子の模様を描いた反戦ドラマ。監督は「花物語」の堀川弘通。脚本は「私が棄てた女」の山内久と、今井邦博の共同。主演は無名塾出身で、「遠き落日」の藤本喜久子。ちなみにタイトルのサコンとは、ハングルで事件を表す言葉。戦後50年作品。