2011年11月12日にイタリアのベルルスコーニ首相が退陣表明するまでの1週間を背景に、金と欲望が渦巻くローマの裏社会で繰り広げられる抗争を描いたノワールアクション。これが長編第2作となるイタリアの新鋭ステファノ・ソッリマがメガホンをとり、イタリアのアカデミー賞にあたるダビッド・ディ・ドナテッロ賞で5部門にノミネートされた。悪徳政治家フィリッポは、ローマ郊外の静かな港町オスティアをラスベガス化する開発計画を進めていた。しかしある殺人事件をきっかけに、彼の計画は利権を狙う悪党たちの血で血を洗う抗争へと展開していく。フィリッポ役を「天使と悪魔」のピエルフランチェスコ・ファビーノが演じるほか、「我らの生活」のエリオ・ジェルマーノ、「ベティ・ブルー」のジャン=ユーグ・アングラードらイタリアの人気俳優がそろう。「イタリア映画祭2016」で上映され、特集企画「ワールド・エクストリーム・シネマ(WEC)2017」で劇場公開。
ネット上の声
- 売春婦、大物政治家、伝説のマフィア・サムライ、教会、その他悪党が利権をめぐって殺
- ソッリマらしいリアルクライム感と細かい所は気にしないアバウト感がよく出ててさほど
- 豪雨の夜のイタリアで、ヤクザ、汚職政治家、フィクサーが跳梁跋扈するゴリゴリのノワ
- ローマ郊外の小さな港町オスティアの再開発を国会で審議中の郊外再開発...
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間130分
- 監督ステファノ・ソッリマ
- 主演ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ