ベストセラー小説『いとしのカロリイヌ』の映画化が大当りを収めたのでその続篇として一九五三年に製作されたテクニカラー色彩冒険恋愛ドラマ。セシル・サン・ローランの原作をサン・ローランと「アンナ・カレニナ」のジャン・アヌイが共同で脚色、アヌイが台詞もかいた。監督は「お尋ね者」のジャン・ドヴェヴルである。撮影は「奇襲作戦命令」のアンドレ・トーマ、音楽は「花咲ける騎士道」のジョルジュ・ヴァン・パリス。主演は「いとしのカロリーヌ」で肉体女優の名をたかめたマルティーヌ・キャロル(「火の接吻」)で、「宝石館」のジャック・ダクミーヌ、「夜は我がもの」のマルト・メルカディエ、「奇襲作戦命令」のヴェラ・ノルマン、期待される新人ジャン・クロード・パスカルのほか、ジャン・パキ、ドニーズ・プロヴァンス、ジャン・ティシェ、クリスティーヌ・カレエルなどが出演している。
ネット上の声
- お色気爆発で大ヒットした映画
- お色気歴史映画
- イタリアに駐留しているフランス軍の司令官は美貌の妻カロリーヌをパリに残すのが心配
- フランス最初のテクノカラー映画の一本で、50年代に人気を博したマルティーヌ・キャ
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ジャン=ドヴェーヴル
- 主演マルティーヌ・キャロル