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モンマルトルを根城に夜毎賭博場をめぐり大金をせしめていく初老の男。彼の名はボブ。パリの裏社会に精通し、高級アパルトマンで暮らす伝説の賭博師。ある日彼に耳よりな話が。8 億フランの大金がドーヴィルのカジノの金庫に眠っているというのだ。さっそく昔の仲間を巻き込み現金強奪計画を立て始めるボブだったが…。暗黒街に生息する男たち、いわくありげな女たちの人生模様が名カメラマン、アンリ・ドカのモノクロ映像で鮮烈に描かれていく。人生の終わりにさしかかったボブは果たして一世一代の賭けに勝てるのか。皮肉な幕切れに人生の哀感が漂う犯罪ドラマの大傑作!
ネット上の声
- 賭博師つながりで、ジャン=ピエール・メルヴィル監督作品を
- ギャンブルのツキはいつ来るかわからない!
- ノワールに哀愁と疲弊の詩情が加わった逸品
- 皮肉なラスト映画のベスト10に入るかも
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ジャン=ピエール・メルヴィル
- 主演イザベル・コーレイ
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レオニード・モギーの「赤ちゃん」に次ぐ第二回作品で、ジナ・カウス、オットー・アイス及びエドガー・アイス共作の原案に基づいて「若きハイデルベルヒ」のハンス・ウィルヘルムがストーリーを書き、モギーとウィルヘルムが協力して台本を執筆し、「舞踏会の手帖」「望郷(1937)」のアンリ・ジャンソンが台詞を書いた。キャメラは「大いなる幻影」と同じくクリスチャン・マトラとクロード・ルノワールが協力し、音楽はウィル・グロスの担任である。主演は「楽聖ベートーヴェン」のアニー・デュコオ、「巨人ゴーレム(1936)」「隊長ブーリバ」のロジェ・デュシェーヌ、モギーが見出した新人コリンヌ・リュシェールの三人で、新人ジゼール・プレヴィル、「生けるパスカル(1936)」のジネット・ルクレール及びマクシミリエンヌ、マルグリット・ピエリー等が助演している。
ネット上の声
- コリンヌ・リュシエール!
- ネトフリでヨーロッパを舞台にした第二次世界大戦時代の映画をみるうち、コリンヌ・リ
- 女子感化院なんで百合っぽさを感じたかったが、どちらかというとあしたのジョーの少年
- 女子感化院を舞台に、手に負えない不良少女と彼女の心を解放に導く女性との関係を描く
ヒューマンドラマ
- 製作年1938年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督レオニード・モギー
- 主演コリンヌ・リュシエール
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「情熱のバラ」「カルメン(1946)」のヴィヴィアーヌ・ロマンスが主演する映画で「熱風」「カラマゾフの兄弟」のフョードル・オツェプが監督した1938年作品。原作はジャン・ステリ、ジャック・コンパネーズ、J・ジャコーの三人が共同で書き「海の牙」のジャック・コンパネーズがE・ヌーヴェルと協力脚色し、劇作家シモン・ガンチョンが台詞を書いた。撮影はテッド・パール、装置はジョルジュ・ヴァケヴィッチとラヴォー、音楽はC・P・シモンとパウル・デサウが作曲した。「大いなる幻影」のエリック・フォン・シュトロハイム、二枚目として相当人気あるロジェ・デュシェーヌ、「情熱のバラ」のジョルジュ・フラマンが共演し、新人イヴェット・ルボン、アベル・ジャッカン、ジャン・ペリエ等が助演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1938年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督フェオドール・オッエップ
- 主演ロジェ・デュシェーヌ