-
パリ郊外のうだつの上がらないセールスマン。薄幸の少女と出会い、人生逆転を賭けた強盗計画に身を投じる。
陰鬱なパリ郊外。口先だけの訪問販売員フランクは、借金と退屈な日々に喘ぐ中年男。ある日、彼は叔母に売春を強要される17歳の少女モナと出会う。彼女の境遇に同情し、同時に彼女の若さに惹かれたフランク。二人は叔母が隠し持つ大金を奪い、共に逃げるという無謀な計画を企てる。しかし、その計画は次第に制御不能な狂気と暴力の渦へと二人を巻き込んでいく。救いのない世界で足掻く男女の姿を描いた、フレンチ・ノワールの傑作。
ネット上の声
- フランス映画の醍醐味
- ジム・トンプソンの犯罪小説『死ぬほどいい女』をアラン・コルノーで映画化
- オープニングから引き込まれた!主役のパトリック・ドヴェールの独壇場です
- ジム・トンプスンのハードボイルド小説を実写化したフィルム・ノワール
ヒューマンドラマ
- 製作年1979年
- 製作国フランス
- 時間111分
- 監督アラン・コルノー
- 主演パトリック・ドヴェール
-
自由を求め、社会に背を向けた二人の若者。70年代フランスを駆け抜ける、破滅的ロードムービー。
1970年代のフランス。社会に馴染めない二人のチンピラ、ジャン=クロードとピエロ。盗みと女、暴力に明け暮れる、その日暮らしの放浪生活。ある日、美容師のマリー=アンジュを衝動的に連れ去ったことから、三人の奇妙な逃避行が開始。行く先々で騒動を巻き起こし、刹那的な快楽を追い求める彼ら。しかし、その自由奔放な旅路の先には、空虚さと避けられぬ破滅の予感。彼らが本当に求めていたものとは何か。青春の輝きと危うさを描く、衝撃の問題作。
ネット上の声
- アメリカン・ニューシネマのフランス版という感じで、刹那的に生きている男2人のロー
- のっけから不快だったのだけど、これは結局のところ女性礼賛映画なんでしょうね
- 2人の男が犯罪を繰り返しながら当てのない旅を続ける青春ロードムービー
- タマ♂️の向くまま、気の向くまま、
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国フランス
- 時間119分
- 監督ベルトラン・ブリエ
- 主演ジェラール・ドパルデュー
-
憂鬱な妻を笑顔にしたい!夫が選んだ奇策は、妻に新しい恋人を贈ることだった。フランス流、奇妙で切ない三角関係の顛末。
舞台は1970年代のフランス。何をしても憂鬱な妻ソランジュを元気づけたい夫のラウール。彼の突飛な愛情表現は、妻に新しい恋人ステファンをあてがうこと。こうして始まった、夫公認の奇妙な三角関係。それでもソランジュの心は晴れない。そんなある日、彼らが出会ったのは13歳の天才少年クリスチャン。少年に母性本能をくすぐられたソランジュに、初めて笑顔が戻る。しかし、この出会いが三人の関係を誰も予測しなかった方向へと導いていく。愛の形を問いかける、風変わりで心温まる物語。
ネット上の声
- 高そうな腕時計してる高IQガキんちょも最高なんだけど、ドパルデューとドヴェールの
- 倦怠期で鬱のキャロルローレのお揃いの手編みのセーターを着る男たち
- ベルトラン・ブリエのアンチモラルなぶっ飛びコメディ
- 【第51回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
コメディ
- 製作年1978年
- 製作国フランス
- 時間113分
- 監督ベルトラン・ブリエ
- 主演ジェラール・ドパルデュー
-
フランス西南のひっそりとしたシーズン・オフのリゾート地を舞台にお互いに過去に傷つく男女が出会い触れ合う姿を描く。製作はアラン・サルド、監督は「ブロンテ姉妹」(79、未公開)などのアンドレ・テシネ、脚本はジル・トーランとアンドレ・テシネ、撮影はブルーノ・ニュイッテン、音楽は「テス」(79)のフィリップ・サルド、編集はクローディーヌ・メルラン、美術はジャン・ピエール・コユ・スヴェルコが担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、パトリック・ドベール、エチエンヌ・シコ、ジョジアーヌ・バラスコ、サビーヌ・オードパンなど。
ネット上の声
- パトリック・ドヴェールの遺作
- アンドレ・テシネ=カトリーヌ・ドヌーヴ作品としては、「私の好きな季節」の方が優れ
- 成熟して気品のある、いちばん脂がのった時期のカトリーヌ・ドヌーヴの原色を使った装
- オフシーズンのリゾート地を舞台に過去に傷を持つエレーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)と
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督アンドレ・テシネ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ