第二次世界大戦前夜のユーゴスラビア。オンボロバスに乗り合わせた人々の、悲喜こもごもの人間模様を描く群像劇。
1941年4月5日、ナチス・ドイツによるベオグラード空爆の前日。田舎道を走る一台のオンボロバス。目的地ベオグラードを目指す乗客は、新婚旅行の夫婦、結核病みの男、二人のジプシー音楽家など、個性豊かな面々。些細なトラブルやいさかいを繰り返しながら、バスはゆっくりと進んでいく。彼らがまだ知らない、翌日に待ち受ける悲劇的な運命。戦争の足音が迫る中、束の間の平和を乗せて走るバスの旅路。その終着点。
ネット上の声
- YouTube(英語字幕版)で、全編を観ることができる。
- 歌っているのは...
- 本作はユーゴスラビアの名作として岩波ホールで公開されてからビデオで発売されたきり
- 枢軸国軍による爆撃の前日、首都ベオグラードへ向かう長距離バス道中のダークコメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国ユーゴスラビア
- 時間87分
- 監督スロボダン・シャン
- 主演パヴレ・ヴィシッチ