不治の病に冒された令嬢と、彼女を支える若き医師。限られた時間の中で燃え上がる、切なくも美しい愛の記録。
昭和30年代の日本、高原のサナトリウム。結核を患い、死の影に怯えながらも気丈に振る舞う資産家の娘・三千代。彼女の担当医で、誠実な人柄の青年医師・谷川。谷川の献身的な治療と優しさに、次第に心を開いていく三千代。二人の間に芽生えた、医師と患者の関係を超えた特別な感情。互いに惹かれ合いながらも、病という過酷な運命が二人の前に立ちはだかる。許されざる恋と、迫りくる命の期限との葛藤。「今日一日」を精一杯生きようとする三千代の姿。彼女の命の灯が消える前に、二人が見出す愛の形とは。
ネット上の声
- 奥の北原三枝を見つめる津川雅彦の背中をカメラの前に置き、北原三枝が動くと、津川雅
- 森雅之出てきてからグッと下世話になってくるけど、ギリギリのところで美しいメロドラ
- 文芸調にみせかけての絶妙に下世話なストーリー、もちろん大好きなやつ
- 医大生:南方理子と、京大生:鳥羽岳二の交際がメインの映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間156分
- 監督田坂具隆
- 主演北原三枝