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「ハンナ・アーレント」のバルバラ・スコバが主演を務め、長年密かに愛を育んできた2人の女性が社会の障壁の中で闘う姿をサスペンスフルに描いたドラマ。南仏モンペリエに建つ眺めの良いアパルトマン。最上階の向かい合う部屋を行き来して暮らすニナとマドレーヌは世間的には仲の良い隣人だが、実際は長年愛し合う恋人同士だった。マドレーヌは不幸な結婚の末に夫を亡くし、現在は子どもたちも独立、家族との思い出の品に囲まれながら穏やかに過ごしている。2人は部屋を売ったお金でローマへ移住する計画を立てていたが、マドレーヌは子どもたちに真実を伝えられずにいた。そんな中、マドレーヌを悲劇が襲い、2人は選択を迫られる。共演は、フランスの名門国立劇場コメディ・フランセーズの団員でもあるベテラン女優マルティーヌ・シュバリエ、「ジュリアン」のレア・ドリュッケール。監督は本作が長編デビューとなる新鋭フィリッポ・メネゲッティで、2021年・第46回セザール賞で新人監督賞を受賞した。
ネット上の声
- Cinematic Lesbian Answer to The Father
- フランス郊外の静かな街で
- あらすじをさらっと読んだだけで鑑賞したので、同性愛カップルのハートフルストーリー
- 年老いた女性同士の儚い恋愛模様が描かれるのかな、なんて思いましたが、実際は大分ス
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス,ルクセンブルク,ベルギー
- 時間95分
- 監督フィリッポ・メネゲッティ
- 主演バルバラ・スコヴァ
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問題だらけのさまざまな生徒とエリート教師の交流から、移民や貧困などフランスが抱える社会問題をユーモアを交えて描いたドラマ。ベテラン教師のフランソワは名門高校からパリ郊外の教育困難中学へ転任することとなった。移民などさまざまなルーツを持つ生徒たちを前に、これまでは生粋のフランス人の生徒たちを相手にしていたフランソワは、生徒の名前を読み上げるだけでも一苦労というありさま。勝手の違う環境の中で日常的に巻き起こるさまざまな問題をベテラン教師のプライドをもって格闘していた。そんな中、遠足で訪れたベルサイユ宮殿でお調子者のセドゥがトラブルを起こし、退学処分をくだされてしまう。長い教師生活で感じたことのない使命感を抱いたフランソワはセドゥの将来を守るために戦いを挑むが……。監督は本作が長編デビュー作となるオリビエ・アヤシュ=ビダル。
ネット上の声
- フランス映画だった。フランスフランスフランスフランスだった。
- ユーモアと人間味に包んだ適温の問題提起
- 中学生で「退学」処分とは、厳しい現実
- 問題山積の学校なんて行きたくない!
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督オリヴィエ・アヤシュ=ヴィダル
- 主演ドゥニ・ポダリデス
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ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督パスカル・ボニゼール
- 主演アレックス・ルッツ
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本作が長編デビューとなるフランスの新鋭グザビエ・ルグランが、第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞したヒューマンドラマ。離婚したブレッソン夫妻は11歳になる息子のジュリアンの親権をめぐって争っていた。ミリアムは夫のアントワーヌに子どもを近づけたくはなかったが、裁判所はアントワーヌに隔週の週末ごとにジュリアンへの面会の権利を与える。アントワーヌはジュリアンに、共同親権を盾にミリアムの連絡先を聞き出そうとするが、ジュリアンは母を守るために必死で嘘をつき続けていた。アントワーヌの不満は徐々に蓄積されていき、やがてジュリアンの嘘を見破るが……。
ネット上の声
- これが本当のリアルサスペンス・・・
- 何の捻りもないそのままの映画
- 法律って、警察って、なに?
- 能無しオヤジを野放し状態
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス
- 時間93分
- 監督グザヴィエ・ルグラン
- 主演ドゥニ・メノーシェ
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ネット上の声
- 昨年のカンヌでも話題だったカトリーヌ・ブレイヤ監督が手掛けたデンマーク映画「罪と
- 弁護士の中年女性と義理の息子の不適切な関係とその行く末を描いた、カトリーヌ・ブレ
- 時には欲望が道徳を粉々に打ち砕いてしまうことを一貫して蠱惑的なトーンで表現できて
- 弁護士アンヌは夫の連れ子テオと関係を持ってしまいキャリアと家庭を危険にさらす
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス,ノルウェー
- 時間104分
- 監督カトリーヌ・ブレイヤ
- 主演レア・ドリュッケール
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自傷行為により自らの精神を解放させていく女性の姿を描いた衝撃作。監督・脚本・主演は「ホームドラマ」などの女優、「8人の女たち」などの共同脚本家であるマリナ・ドゥ・ヴァン。これが長編監督デビューとなる。音楽はスウェーデンのピアニストであるエスビョルン・スヴェンソンと、フランスの2人組ユニットであるBASSMATI。共演は「ハリー、見知らぬ友人」のローラン・リュカ、「女はみんな生きている」のレア・ドリュッケール、監督の実弟であるエイドリアン・ドゥ・ヴァンほか。
ネット上の声
- これが長編監督デビューとなった、マリナ・ドゥ・ヴァンによる、自傷癖のある女性の姿
- 大怪我を負ったが痛みを感じないことに気づいた主人公
- めざめたらもう引き返せない、、
- これはお薦めし辛いですね。
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督マリナ・ドゥ・ヴァン
- 主演マリナ・ドゥ・ヴァン
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「ラバー」「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」などの独創的な作品で知られるフランスの鬼才カンタン・デュピューが監督・脚本を手がけ、「時間が半日進んで肉体が3日分若返る」という不思議な穴に翻弄される夫婦の運命を描いた異色ドラマ。
平凡な中年夫婦アランとマリーは怪しげな不動産業者に案内され、郊外に建つモダニズム風の一軒家を下見に訪れる。不動産業者は購入すべきか迷う彼らに、奇妙なセールスポイントを教える。それは、家の地下室に空いた穴に入ると「時間が12時間進み、肉体が3日分若返る」というもの。夫婦は半信半疑でその家に引っ越すことを決めるが、やがてその穴の存在は、彼らが胸の奥深くに秘めていた欲望や衝動を呼び覚ましていく。
「恋愛睡眠のすすめ」のアラン・シャバと「ジュリアン」のレア・ドリュッケールが主人公夫婦を演じ、「ピアニスト」のブノワ・マジメル、「彼は秘密の女ともだち」のアナイス・ドゥムースティエが共演。
ネット上の声
- ごく日常のありふれた風景の中で非日常が起こる妙味
- ヘンな穴とメイドインジャパンのヘンな物
- 新居の地下室には秘密の穴が
- 新居の地下には12時間進んで
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間74分
- 監督カンタン・デュピュー
- 主演アラン・シャバ
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「007 慰めの報酬」などで国際的にも知られるフランス人俳優マチュー・アマルリックが監督・脚本・主演を務め、「メグレ警部」シリーズで知られる作家ジョルジュ・シムノンの同名小説を実写映画化した官能サスペンス。警察で事情聴取を受けている男ジュリアンは、刑事に自分の過去を語りはじめる。彼は美しい妻デルフィーヌや幼い娘の存在がありながら、偶然再会した幼なじみエスターと11カ月で8回にわたって肉体関係を持つ。罪悪感からエスターとの関係を終わらせようとするジュリアン。そんな矢先、ある人物が毒殺され、ジュリアンが逮捕されてしまう。アマルリックのパートナーである女優ステファニー・クレオが共同脚本を手がけ、エスター役で出演。デルフィーヌ役に「ナルコ」のレア・ドリュッケール。
ネット上の声
- ドゥプ〜な語感にピアノクラシックなBGMが程よい睡眠導入剤な映画(笑) 寝落ちや
- なんかやりきれませんね~
- 何とも面妖な作品
- 危険な情事
サスペンス
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間76分
- 監督マチュー・アマルリック
- 主演マチュー・アマルリック