16世紀ロシア、孤独な皇帝が絶対的権力を求め、貴族との壮絶な闘争に身を投じる歴史絵巻。
舞台は16世紀のモスクワ。若くして即位した初代ロシア皇帝イワン4世は、国家統一の野心に燃える一方、その内面は猜疑心と孤独に満ちていた。戴冠式で「ツァーリ」を宣言し中央集権化を目指すも、彼の改革に反発する大貴族や、妻の毒殺疑惑が心を蝕む。目的は強力な国家の建設。しかし、内外の敵との権力闘争と自らのパラノイアが最大の障壁。信頼していた者たちの裏切りに直面し、非情な独裁者「雷帝」へと変貌を遂げていくイワン。彼の孤独な闘争が導く、国家と彼自身の運命。
ネット上の声
- 幼くして貴族に両親を殺されたことで貴族を恨み、封建貴族を抑え、残虐の限りを尽くし
- とにかくでっかい。とてつもない。消化不良。
- 第一部・第二部・そして幻の“第三部”
- 身の毛もよだつ残虐性は描かれず!
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国ソ連
- 時間190分
- 監督セルゲイ・M・エイゼンシュテイン
- 主演ニコライ・チェルカーソフ