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「クー!」としか言わない砂漠の惑星にワープ!?ソ連製カルトSFの金字塔が描く、不条理な冒険。
雪降るモスクワの街角。建築家マシコフと学生ゲデバンは、裸足の宇宙人を名乗る奇妙な男と遭遇。男が持つ移動装置に触れた瞬間、二人は遥か銀河系の果てにある砂漠の惑星プリュクへ。そこは「クー!」という言葉が万能で、マッチが超高価な不思議な世界。テレパシー能力を持つ異星人たちとの珍道中。果たして二人は、この奇妙奇天烈な惑星から無事に地球へ帰還できるのか。社会風刺に満ちた、唯一無二の脱力系SF。
ネット上の声
- あなたはきちんと自分の住所が言えますか?
- クー。(傑作)新アニメ版この冬登場?
- みんなで広げよう【クウー】の…輪!!
- あちらでは国民的映画…らしい
コメディ、 SF
- 製作年1986年
- 製作国ソ連
- 時間134分
- 監督ゲオルギー・ダネリア
- 主演スタニスラフ・リュブシン
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戦争が引き裂いた男女の18年。モスクワを舞台に、偶然の再会から始まる五日間の愛の物語。
第二次大戦後のモスクワ。戦争で引き裂かれ、18年ぶりに偶然再会した男イリインと女タマーラ。シベリアでの放浪生活を経てきたイリインは、みすぼらしい今の自分を隠すため、つい「技師長だ」と見栄を張ってしまう。一方、タマーラもまた、彼を待ち続けた長い年月の間に心を固く閉ざしていた。空白の時間を埋めるように言葉を交わす二人だが、一つの嘘が互いの間に見えない壁を作る。過ぎ去った過去への後悔と、変わらぬ愛情。雪解けのモスクワを舞台に、不器用な男女が織りなす、五つの夜にわたる切なくも温かい愛の軌跡。
ネット上の声
- ダネリヤ「私はモスクワを歩く」やカラトーゾフ「赤いテント」のミハルコフ
- ラストシーンの
- 製作年1979年
- 製作国ソ連
- 時間102分
- 監督ニキータ・ミハルコフ
- 主演リュドミラ・グルチェンコ
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雪解けのモスクワ。未来への希望と不安を胸に、20歳の若者たちが自らの生き方を模索する青春群像劇。
1960年代初頭、「雪解け」ムードに沸くソ連の首都モスクワ。3年間の兵役を終え、故郷に帰ってきた青年セルゲイ。彼は幼馴染と再会を喜ぶが、社会の変化は彼らの関係にも少しずつ影を落とす。仕事、恋愛、そして未来への漠然とした不安。大人になることへの戸惑いの中、セルゲイは亡き父の幻影と対話し、自らの生きる道を探し求める。時代の転換期に生きる若者たちの希望と葛藤、そして青春の輝きを鮮烈に切り取った、ヌーヴェルヴァーグの傑作。
ネット上の声
- まずはこの名作をmubiで見れたことに感謝したい
- ソ連ヌーベルバークの結実
- これはちょっと良い映画すぎるでしょう ヌーヴェルヴァークとも形容しがたい、父不在
- 舞台はモスクワ、セルゲイを中心に青年3人の苦悩や葛藤、恋愛を描く
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国ソ連
- 時間198分
- 監督マルレン・フツイエフ
- 主演ヴァレンティン・ポポフ