両親が離婚して別々に育てられた双子の少女の数奇な物語。49年に発表されて以来、34ヶ国で出版され560万部を越えるベストセラーとなったエリッヒ・ケストナーの児童文学の名作(邦訳・岩波書店刊)の4度目の映画化。原作の魅力を踏まえつつ、舞台を現代に置き換えている。監督・製作・撮影は「秋のミルク」「カティの愛した人」「スターリングラード」のヨゼフ・フィルスマイヤー。脚本はステファン・ラインハルトとクラウス・リヒターの共同。製作はギュンター・ロールバッハ、フィルスマイヤー、エグゼクティヴ・プロデューサーも兼ねるペーター・ツェンクの共同。音楽は前3作でも監督とコンビを組んだノルベルト・ユルゲン・シュナイダー、美術はモニカ・バウアーが担当。主役の双子を演じるのは、540組の中から選ばれたフリッツィ&フロリアーネ・アイヒホーンでその愛くるしさが見もの。共演はドイツ演劇・テレビ界で活躍する実力派女優コリンナ・ハルフォウフ、「メン」のハイナー・ラウターバッハ、「さすらい(1975)」などヴィム・ヴェンダース作品の常連ハンス・ジッヒラーほか。
ネット上の声
- 情熱から来る、潔い決断力で、歩む道を!
- 人生には急停車が必要な時もある・・・
- 性格が正反対の双子の女の子(≧ω≦)b
- 2位のロッテ観戦後、2人のロッテ鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国ドイツ
- 時間98分
- 監督ヨゼフ・フィルスマイアー
- 主演フリッツィ・アイヒホーン