革命前夜のキューバ、アメリカ資本に搾取される人々の怒りと魂の叫びを、革新的な映像美で描く伝説的プロパガンダ映画。
舞台は1960年代、バティスタ独裁政権末期のキューバ。アメリカの富裕層が快楽を貪る一方、民衆は貧困に喘ぐ。物語は、抑圧された人々の4つのエピソードで構成。全財産のサトウキビ畑を理不尽に奪われ、燃やすしかなくなった農民。アメリカ人観光客に尊厳を弄ばれる女性マリア。武器を求め、命を懸けて独裁政権に抵抗する学生たち。そして、山にこもり革命の時を待つゲリラ。個々の絶望と怒りの炎がやがて一つとなり、キューバ全土を覆う革命の烽火となるまでの魂の胎動。
ネット上の声
- なんだこれ…って声出た。とにかくカメラワークが凄すぎて、話がどうとかどうでも良くなるレベル。映画好きなら絶対見るべき。
- 映像美は圧巻!モノクロの世界がこんなに力強いなんて。ストーリーはシンプルだけど、映像の力で最後まで惹きつけられた。
- 圧巻の映像体験。
- プロパガンダ色が強すぎてちょっと…。映像技術は認めるけど、内容には共感できなかったな。
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国ソ連,キューバ
- 時間140分
- 監督ミハイル・カラトーゾフ
- 主演セルヒオ・コリエッリ