全2作品。トム・バウアーが出演した映画ランキング

女性だけを死に至らしめるウイルスが蔓延した世界。たった一人の娘を守るため、父は彼女を“息子”として育てることを決意する。

謎のウイルスによって、世界の女性のほとんどが死に絶えた近未来。森の奥深くで、父は11歳の娘ラグを“息子”として育て、息を潜めて暮らしていた。しかし、安住の地を求めて危険な外の世界へ旅立つことを決意。父はラグに生き抜くための知恵を教え込むが、行く手には食料を求める生存者たちの脅威が待ち受ける。父と娘の深い愛情と絆。極限状況の中で、父が娘の未来のために下す、あまりにも切ない決断。

灯台船に乗り込んできた3人のならず者と、船員の闘いを描く。ヴェネチア映画祭審査員特別賞を受賞。製作はビル・ベネンソン、モリッツ・ボーマン。エグゼクティヴ・プロデューサーはライナー・ショーンライン。監督は「早春」（70）のイエジー・スコリモフスキー。ドイツの作家ジーグフリート・レンツの小説を基に、舞台を北海から米ノーフォークに移してウィリアム・マイ、デイヴィッド・テイラーが脚色。撮影は「早春」のチャーリー・スタインバーガー、音楽はスタンリー・マイヤーズが担当。出演はクラウス・マリア・ブランダウアー、ロバート・デュヴァル（ヴェネチア映画祭主演男優賞を受賞）ほか。