同じ舞台で繰り広げられる羽目になった悲劇と喜劇が、やがていつの間にか交じり合い、調和し、様相を変えていくさまを描く寓意的な物語。86年に台北で初演されて以来、各国で好評を博した同名舞台を、その作・演出を手掛け、台湾演劇界のリーダー的存在である頼聲川が自ら脚色・初監督して映画化。製作は頼聲川が主宰する劇団表演工作坊のマネージング・ディレクターであり、私生活でも彼のパートナーである丁乃竺。撮影と照明は「欲望の翼」「恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS」の杜可風、美術と衣裳は「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」の張叔平が担当。音楽は日本のジャズ・ミュージシャンで「十九才の地図」の板橋文夫と「新・悲しきヒットマン」の梅津和時が参加している。主演は「恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS」の林青霞、「エドワード・ヤンの恋愛時代」の金士傑、「恐怖分子」の李立羣と顧寶明ほか。92年台湾金馬奨最優秀脚色・助演男優賞他、各国の映画祭で数々の賞を受賞。
ネット上の声
- 1本で2度美味しい
- 演劇の練習だなんてこととっくに忘れて見入っていた
- 台湾旅行中、偶然スタン・ライの演出での舞台を観る
- 台湾のことを勉強してて授業で見ました
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国台湾
- 時間105分
- 監督スタン・ライ
- 主演ブリジット・リン