1920年代ソ連、体制に逆らいジャズに魂を燃やした若者たちの、音楽と革命の物語。
舞台は革命の熱気冷めやらぬ1920年代のソ連。音楽学校の学生コスチャは、敵性音楽とされるジャズの魅力に取り憑かれた青年。その情熱ゆえに学校を追放された彼の新たな挑戦。それは、ソ連初のジャズバンド結成という無謀な夢。集まったのは、街のチンピラやサックス奏者の流しなど、個性豊かな素人ばかり。社会の無理解と当局の圧力の中、彼らは音楽だけを信じ突き進む。果たして、彼らのスウィングは、硬直した社会に響き渡るのか。音楽に全てを捧げた男たちの、熱き魂のセッション。
ネット上の声
- まだ「ソビエト」だった頃のロシアの佳作
- 詐欺師パパ見てきたように喋ってるけどその当時でデュークエリントン良いよねって早過
- 「アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語」のカレン・シャフナザーロフ監督による音
- 思わせぶり俯瞰長回しを抑えてる分『メッセンジャー・ボーイ』より断然こっち派
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国ソ連
- 時間88分
- 監督カレン・シャフナザーロフ
- 主演イーゴリ・スクリャール