-
製作者サミュエル・ゴールドウィンが「ヒット・パレード」以来のダニー・ケイを主演させた色彩作品。1952年映画で、童話作家アンデルセンの物語が数々の音楽やバレエによって語られる。フランク・キャプラの作品に多く協力しているマイルス・コノリーがストーリーを書き、「紳士協定」のモス・ハートが脚本を執筆した。監督は「楽聖ショパン」のチャールズ・ヴィダー。撮影は「恐怖の一夜(1950)」のハリー・ストラドリング、音楽監督はウォルター・シャーフで、「水着の女王」の“ベビィ外は寒いよ”を作ったフランク・ローサーが作詞作曲をしている。なお劇中バレエを振り付けしているのはパリ・バレエ団のローラン・プティである。主演はダニー・ケイの他「恐怖の一夜」のファーリー・グレンジャー、パリ・バレエ団のジャンメイルで、以下子役ジョーイ・ウォルシュ、ブロードウェイ俳優フィリップ・トーン、デンマーク王立バレエ団のエリク・ブルーンらが助演している。
ネット上の声
- “チョークと鉛筆” の物語が一番面白い。
- ANDERSENはアンダーソンなんだ
- 童話って有名なものが無数にあるんですけどこれはグリム童話だっけ?イソップ童話?と
- 有名作家をモチーフに、伝記でなく、イメージを膨らませたフィクショナルな映画は結構
ファンタジー
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間112分
- 監督チャールズ・ヴィダー
- 主演ダニー・ケイ
-
フランスの七〇ミリ映画第一作で四部からなるバレエ映画。監督が「熱砂の舞」のテレンス・ヤング、撮影が「忘れえぬ慕情」のアンリ・アルカン、美術総監督がジョルジュ・ヴァケヴィッチ、音楽演奏はマリウス・コンスタン指揮のコンセール・ラムルウ。このほか各部ごとのスタッフとキャストは、「ダイヤモンドを食べる女」が原案・ローラン・プチ(“バレエ・ド・パリ”主宰者)とアルフレ・アダン、音楽・ジャン・ミシェル・ダマス、装置・衣装・ジョルジュ・ヴァケヴィッチ(「自殺への契約書」)、出演はジジ・ジャンメール(「夜は夜もすがら」)とダーク・サンダース(バレエ振付師)。「シラノ・ドウ・ベルジュラック」はエドモン・ロスタンの同名戯曲を原作に音楽・マリウス・コンスタン、装置・バサルテ、衣裳・イヴ・サンローラン、主演がローラン・プチ、モイラ・シアラー(「ホフマン物語」)、ジョルジュ・レーク(アメリカの舞踊家)。「陽気な未亡人」は創作バレエ・ローラン・プチ、音楽・モーリス・ティリエ(「嘆きのテレーズ」)、装置・衣裳・アントニ・クラーベ、出演がシド・シャリース(「絹の靴下」)、ハンス・ファン・マネン(オランダの舞踊家)。「カルメン」はメリメの同名小説にあるジョルジュ・ビゼーのオペラを原作に、音楽・モーリス・ティリエ、装置・アントニ・クラーベ、出演がジジ・ジャンメール、ローラン・プチ、ヘニング・クロンスタム、ジョゼット・クラビエ。なお各部分をつなぐ解説者としてモーリス・シュヴァリエが特別出演。テクニカラー・七〇ミリ・テクニラマ。
ネット上の声
- バレエの演目が30分ずつ4本収録された、上下巻ビデオでみたよ🙌
- 4部構成になったフランス産のミュージカルで、監督は英国人のテレンス・ヤング
- ローラン・プティ振付バレエ作品集
- 最後のカルメンだけ異色だったな
バレエ(バレリーナ)
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間135分
- 監督テレンス・ヤング
- 主演ローラン・プティ
-
パリ名物の「フォリー・ベルジェール」劇場を舞台にしたミュージカル。「過去をもつ愛情」のジャック・コンパネーズと俳優出身のジョルジュ・タベの脚本をコンパネーズ、タベ、「筋金を入れろ」(監督)のアンリ・ドコアンが共同で潤色、台詞を「嵐の女」のアンドレ・タベが書き、ドコアンが監督した。撮影は「マリー・アントワネット」のピエール・モンタゼル、音楽はフィリップ・ジェラールが全般を、作詞作曲はベルナール・ミシェル、ジェフ・デイヴィス、ジャック・ラリュー、ルネ・ルーゾー、ジョー・ワイナーの五人が担当した。バレー振付はローラン・プチ、マリー・ジョー・ウェルドンの二人。主演は、「夜は夜もすがら」のジジ・ジャンメール、「そこを動くな」のシャンソン歌手、エディ・コンスタンティーヌ。ほかに「その顔をかせ」のエディット・ジョルジュ、「そこを動くな」のナディア・グレイなど。画面サイズはエクラン・グラン方式という、フィルム面そのものが縦横比一対一・八五のビスタビジョン型。
ミュージカル
- 製作年1956年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督アンリ・ドコアン
- 主演ジジ・ジャンメール