神の法か、国家の法か。兄の埋葬を巡り、一人の女が絶対権力に挑む、ソポクレスの悲劇を再構築した前衛的映像詩。
古代ギリシャの都市テーバイ。王位を争い相討ちとなった二人の兄。新たな王クレオンは、反逆者と見なした兄の埋葬を禁じる国家の布告を出す。しかし、妹アンティゴネは「神の法」は人の定めた法に優先すると信じ、王命に背いて兄を弔うことを決意。彼女の揺るぎない信念は、国家の秩序を重んじるクレオンとの絶対的な対立を生む。個人の良心と国家の法のどちらが正義か。厳格な形式美と削ぎ落とされた演出の中、登場人物たちの言葉が鋭く響き渡る。破滅へと向かう運命の物語。
ネット上の声
- ストローブ&ユイレ!!
- 古典作品を扱ったストローブ=ユイレの映画には苦手意識があったが、これはとてもわか
- 紀元前のソポクレスが書きヘルダーリン、ブレヒトによって2度手を加えられた、二千年
- ソポクレス〜ヘルダーリン〜ブレヒト〜ストローブ=ユイレ 〜 そして現代人へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国ドイツ,フランス
- 時間100分
- 監督ダニエル・ユイレ
- 主演アストリート・オフナー