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世界的ファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノの栄光と転落に迫ったドキュメンタリー。
ジバンシィやクリスチャン・ディオールといった世界的ブランドのデザイナーに次々と抜てきされ、「ファッション界の革命児」と呼ばれたジョン・ガリアーノ。しかし絶頂期の2011年2月、反ユダヤ主義的暴言を吐く動画が拡散、その後有罪となってブランドから解雇され、すべてを失った。事件から13年を経て製作された本作では、ガリアーノ本人へのインタビューを通して暴言の背後に何があったのかを明かすとともに、彼の人間性にも鋭く踏み込んでいく。さらに、デビューから各ブランド時代のコレクションを収めた貴重なアーカイブ映像でガリアーノの栄光の軌跡を振り返りながら、彼を診断した精神科医や、現在も心の傷が癒えないという事件の被害者にもカメラを向ける。
監督は「ブラック・セプテンバー 五輪テロの真実」で第72回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したケビン・マクドナルド。
ネット上の声
- 世界的ファッションデザイナー、ジョン・ガリアーノの栄光と転落を追ったドキュメンタ
- ガリアーノの人物像にじっくりとにじり寄る
- ガリアーノとマックイーンとマルジェラと
- 悪ノリと 閃き気質のデザイナーの顛末
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国イギリス
- 時間116分
- 監督ケヴィン・マクドナルド
- 主演ジョン・ガリアーノ
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90年代、スーパーモデル達の顔を創った天才メイクアップアーティスト。その栄光と、光の裏に隠された孤独な魂の軌跡。
1990年代、スーパーモデルの顔を創り、世界の美の基準を変えた天才、ケヴィン・オークイン。彼が遺した膨大なホームビデオと関係者の証言でその生涯を辿る。ルイジアナの田舎町で、ゲイであることから壮絶ないじめを受けた少年時代。メイクアップを自己表現の手段とし、ニューヨークで才能を開花させた栄光。しかし、名声の頂点で彼を蝕んだのは、末端肥大症という病と、拭いきれない孤独感だった。美を追求した男の、あまりにも短く、劇的な人生の記録。
ネット上の声
- 「元祖スーパーモデル」が世界を席巻していた頃、全部メイクはケビィン・オークインが
- 80年代のナオミ・キャンベルなどのスーパーモデルをはじめ、メイクの歴史としても貴
- メークの世界は全く知らず、こんなパイオニアが居たとは
- トップアーティストの光と影に共鳴
ドキュメンタリー
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督ティファニー・バルトーク
- 主演ケイト・モス
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ザ・ビートルズやツイッギーらと並んで1960年代スウィンギング・ロンドンのムーブメントを牽引した伝説のデザイナー、マリー・クワントに迫ったドキュメンタリー。
戦争の爪痕と階級差別が残るロンドンで、若者たちは自由を求めていた。1955年、それまでの優雅で女性らしいファッションに窮屈さを感じていたマリー・クワントは、夫アレキサンダー・プランケット・グリーンらとともに、自分が着たい服をクリエイトした小さなブティック「BAZAAR」をチェルシーのキングス・ロードにオープンする。彼女がデザインした服は開店直後から奪い合いとなり、60年代初頭にはミニスカートが世界中で大ブームに。ファッションに革命を起こしたマリー・クワントの知られざる素顔とデザインの秘密を、当時の熱狂を知る人々へのインタビューやアーカイブ映像を通してひも解いていく。
ファッションモデルのケイト・モス、デザイナーのビビアン・ウエストウッド、ザ・フーのピート・タウンゼントらが出演。ロンドン出身の俳優サディ・フロストが監督を務めた。
ネット上の声
- 1960年代のムーブメント《スウィンギング・ロンドン》…音楽の代表格がビートルズ
- アラフォーの私の世代だとマリー・クワントは化粧品のイメージが強くマルイには必ず入
- マリーはとても偉大だけど、ライセンス契約で大量消費的なことをやったのに最後に現代
- 貴族の服を作るより、現代の女性の服を作りたいっていうマリークワントかっこよすぎ、
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国イギリス
- 時間90分
- 監督サディ・フロスト
- 主演ケイト・モス
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華やかなランウェイの裏側。トップモデルの座を巡る熾烈な戦いと、その先に待つ衝撃の真実。
世界のファッション業界、その頂点を目指す新人モデルの物語。誰もが羨むトップモデルとの出会いをきっかけに、彼女は夢への階段を駆け上がる。しかし、その華やかな世界の裏に渦巻くのは、嫉妬と裏切り。成功のために全てを犠牲にするのか、それとも自分を貫くのか。栄光と引き換えに失うものの大きさ。彼女の決断が、業界全体を揺るがす大事件へと発展。
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ロバート・リーコック
- 主演クリスティ・ターリントン
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人気ファッションブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のデザイナーで、エリザベス女王から「デイム」の称号も与えられたビビアン・ウエストウッドの生き様を描いたドキュメンタリー。パンクムーブメント誕生秘話、デザイナーとしての躍進と挫折、無一文からの再出発など、世界的人気ブランドとして成功するまでの波乱万丈な道のりが、秘蔵映像や痛快な名言の数々とともに明かされる。3年間にわたって密着取材を行い、ショーの裏側や新規出店を指揮するプロフェッショナルとしての姿、そして環境保護アクティビストとして精力的に活動する姿を捉えた。さらに、モデルのケイト・モスやナオミ・キャンベル、エディターのカリーヌ・ロワトフェルドら、ファッション界を牽引してきた豪華な顔ぶれが次々と登場し、ビビアンの魅力を語る。
ネット上の声
- 強烈な個性を活かしきれなかった印象
- ファッション界の“女王様”
- 普通程度に面白かったです
- ブレてないっていうところ
ドキュメンタリー
- 製作年2018年
- 製作国イギリス
- 時間84分
- 監督ローナ・タッカー
- 主演ヴィヴィアン・ウエストウッド