牢につながれたひとりの盗賊が手下の導きで脱獄する。漆黒の森の中、白馬の傍らで兜をかぶるとき、彼は“アレクサンダー大王”となった……ある義賊が故郷の小さな村で独裁者へと変貌していく姿をギリシャ歌劇の姿を借りて描きながら、ファシズムの実像に迫りその危険性を告発する、アンゲロプロス監督の壮大な歴史劇。黒澤明監督が感嘆した黒いマントに注目のヴェネチア映画祭金獅子賞受賞作。
ネット上の声
- 労働者が夢見た共産主義の終焉、カリスマの限界を俯瞰的に描く歴史絵巻
- ずっと雨が降っている。
- テオ・アンゲロプロス
- まさに映画、傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国ギリシャ,イタリア,ドイツ
- 時間208分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演オメロ・アントヌッティ