20世紀初頭のギリシャ、伝説の再来か、民衆の幻想か。一人の山賊が救世主へと変貌する、壮大な歴史寓話。
舞台は1900年のギリシャ。民衆から「アレクサンダー大王」と崇められる山賊の男。彼は英国貴族を人質に取り、土地の分配を政府に要求。理想郷を目指す彼と、彼を信奉する村人たち。しかし、彼の理想は次第に狂信へと変わり、共同体は内部から崩壊の兆し。果たして彼は英雄か、独裁者か。権力と民衆の危うい関係を問いかける、衝撃の結末。
ネット上の声
- 労働者が夢見た共産主義の終焉、カリスマの限界を俯瞰的に描く歴史絵巻
- ずっと雨が降っている。
- テオ・アンゲロプロス
- まさに映画、傑作
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国ギリシャ,イタリア,ドイツ
- 時間208分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演オメロ・アントヌッティ