「家なき児」と同じくマルク・アレグレの監督作品で原作は「グランド・ホテル」の作者ヴィッキー・バウムの小説である。主演者はいずれも我が国には初見参であるがフランスでは評判の若手のジャン・ピエール・オーモン、ロジーヌ・ドレアン、シモーヌ・シモンの三人。これを助けて老練なミシェル・シモン、「アトランティド」のウラジミール・ソコロフ、それからイラ・メエリー、オデット・ジョアイユー、アスラン、モーリス・レミー等の人々が出演している。台詞は女流作家として知名なコレット・ウィリーが執筆し、音楽には「自由を我等に」のジョルジュ・オーリックが当り、撮影は「夢見る唇」のジュール・クリュージェが、そして装置は「パリ祭」「自由を我等に」のメエルソンが夫々担任した。
ネット上の声
- 中盤はだいぶあれやけど、序盤にエリックが島に来るとこまでと、終盤にパックが身投げ
- 女性たちに好かれすぎて苦労する男性主人公の物語だったけど、なんだかこの頃の映画で
- パックの役柄は正に、「真夏の夜の夢」の妖精パックの感がありました
- エリックモテますね
ヒューマンドラマ
- 製作年1934年
- 製作国フランス
- 時間82分
- 監督マルク・アレグレ
- 主演ジャン=ピエール・オーモン