荒涼としたフランスの片田舎を舞台に、復讐の炎に身を焦がす男女の激しくも破滅的な愛憎劇。
1930年代、フランスのプロヴァンス地方。荒れ果てた屋敷に引き取られた孤児のロック。彼は屋敷の娘カトリーヌと身分を超えた激しい恋に落ちる。しかし、カトリーヌは富豪との結婚を選び、絶望したロックは屋敷を去る。数年後、富を得て戻ってきた彼の心にあったのは、愛ではなく、自分を裏切った者たちへの冷酷な復讐心。愛と憎しみの狭間で狂おしく揺れ動く二人の魂。その激情は、やがて周囲の人間をも巻き込み、悲劇的な運命へと突き進んでいく、破滅の物語。
ネット上の声
- 何度も映画化されてますね!
- とにかく陰鬱な文芸映画って感じだけど、いかにもインテリが制作に関わってそうな雰囲
- レナート・ベルタの撮影に加えて有名な『嵐が丘』を比較的忠実に映画化したものという
- 別にベルタだからってわけでもないが、あまり好みではないリヴェットの中では一番乗れ
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間130分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演ファビエンヌ・バーブ