古い5セント白銅貨をめぐり、欲に目が眩む人間の弱さにスポットを当てた密室劇。主な登場人物はわずか3人のみで、全編に渡って繰り広げられる台詞の応酬が圧巻。現代アメリカ演劇界を代表する劇作家で、「評決」「アンタッチャブル」「摩天楼を夢見て」など映画脚本も多いデイヴィッド・マメットが、75年に初演以来、ブロードウェイでロングラン・ヒットを記録した自らの出世作を映画用に脚色。監督は演劇界出身の新人で、『Federal Hill』に続いて2本目の映画となるマイケル・コレントが抜擢された。製作はマメットのパートナーで、これが初の映画製作となるグレゴリー・モッシャー、音楽は「ラリー・フリント」のトーマス・ニューマン、美術は「恋愛の法則」のダニエル・タルパース。出演は「スリーパーズ」のダスティン・ホフマン、「ダイ・ハード2」のデニス・フランツ、「フレッシュ」のショーン・ネルソン。
ネット上の声
- 期待が大きかった分、消化不良
- なんて、一日だーーーー
- 舞台演劇を観ているかのような1つ部屋の中での出来事…だったような気がする映画..
- なにか起こりそうでなんにも起こらないけどゲームみたいに過ぎていく3人の1日
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督マイケル・コレント
- 主演デニス・フランツ