3人の男女の人生が交錯する時、見えざる「心の法則」が動き出す。アラン・レネが描く、実験的ヒューマンドラマ。
舞台は現代フランス。出世欲に燃える工場長のアンリ、女優を目指すジャニーヌ、政治家として生きるルネ。全く異なる人生を歩む3人の男女の運命が、ふとしたきっかけで交錯し始める。彼らの愛、野心、そして葛藤に満ちた行動の一つ一つが、生物学者アンリ・ラボリの理論によって分析されていく。人間の行動は、実験室のネズミとどう違うのか。ドキュメンタリーとフィクションを融合させ、人間の行動原理そのものを問い直す野心作。3人の物語が辿り着く先に見える、人間の本質とは。
ネット上の声
- 複数のカップルの人間関係、ありがちな大の大人のメロドラマや職場における立場などに
- 3人の登場人物たちが紡ぐ物語を描きながら、実在するフランスの神経生物学者アンリ・
- 君子危うきに近寄らず、だとか、石橋を叩いて渡る、だとか、常に心に留めておきながら
- 後半になって中年時代のエピソードになるほど、脳の構造とか生物学に関する理論(それ
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国フランス
- 時間127分
- 監督アラン・レネ
- 主演ジェラール・ドパルデュー