全4作品。ロナルド・フレイザーが出演した映画ランキング

19世紀のスコットランド。青年デイビー・ハガートは絞首刑になった父よりも高名な盗賊になることを誓う。軍隊を脱走した彼はスリのマクナブを仲間にし、自らの理想を実現すべく盗みをはたらく。やがて公爵が催す舞踏会での大仕事を計画するが……。実在した怪盗ハガートの回想録をコミカルに映画化。

脚本はロベール・デリーとピエール・チェルニア、潤色・台詞を前記二人にジャン・ロートとコレット・ブロッセが加わり、「ミス・アメリカ　パリを駆ける」に次いで、これが二本目のロベール・デリーが監督したコメディー。撮影はジャン・トゥルニエ、音楽はジェラール・カルヴィが担当した。出演はデリーのほかに、実生活ではデリー夫人のコレット・ブロッセ、「でっかい札束」のディアナ・ドース、アンリ・ジュネス、ロバート・ロリスなど。

陸軍士官学校出の若き少尉が赴任したのは、アパッチ族との緊張高まる辺境の砦。巨匠ラオール・ウォルシュが描く、誇りと愛に生きた男たちの本格西部劇。

1883年、アパッチ戦争末期のアリゾナ。ウエストポイント陸軍士官学校を卒業したばかりのエリート、マシュー・ハザード少尉は、辺境のフューリー砦に赴任する。彼が目の当たりにしたのは、規律の緩んだ兵士たちと、アパッチ族との一触即発の緊張関係。砦の再建に奮闘する彼は、司令官の美しい妻と許されぬ恋に落ち、軍人としての義務と愛の間で葛藤する。やがてアパッチ族との全面対決の時が迫る中、彼が下す決断とは。厳しい辺境の地で、若き将校が真のリーダーシップを知る物語。

ピーター・ウェルベックの原案を、ピーター・イェルダムが脚色、新鋭ロバート・リンが監督したエロチック・アクション。撮影はニコラス・ローグ、音楽はジョニー・ダグラスが担当した。出演は「アパッチ(1954)」のレックス・バーカー、ロナルド・フレイザー、アン・スミルナー、「ベケッコ」のヴェロニク・ヴェンデル、ウォルター・リラ、ディエトマー・ションヘルほか。製作はハリー・アラン・タワーズ。