ロシアの寂れた港町で、権力によって家と土地、そして家族の全てを奪われていく男。神は、本当に存在するのかを問う衝撃作。
北ロシアの海辺の町。自動車修理工のコーリャは、美しい妻と息子と共に、先祖代々の土地で暮らしていた。しかし、その土地に目を付けた悪徳市長が、法を盾に土地の強制収用を宣告。コーリャはモスクワから旧友の弁護士を呼び寄せ、権力に立ち向かうことを決意。市長の弱みを握り、一度は優位に立つコーリャ。だが、市長は警察や司法、さらには教会とも癒着し、その権力はコーリャの想像を絶するものだった。抗うほどに深まる絶望。次々と襲いかかる理不尽な悲劇の連鎖。
ネット上の声
- ロシアの現実を突きつけられた感じ。救いはないけど、観るべき傑作だと思う。
- 私には合わなかったです。ただただ救いがなくて辛い…。
- 個人が権力にどうやって潰されていくのか、リアルに描かれてて息が詰まる。後味は悪いけど、すごい映画。
- 内容はすごく考えさせられるけど、暗すぎて2回は観れないかな…。ウォッカ飲みすぎw
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国ロシア
- 時間140分
- 監督アンドレイ・ズビャギンツェフ
- 主演アレクセイ・セレブリャコフ