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都会育ちの娘が、父の愛人を訪ねる旅。そこで見たのは、伝統と近代が交錯する日本の家族の姿。
1935年の東京。モダンガールとして生きる娘、君子。彼女の父は、遠い昔に家を出て、田舎で別の女性と暮らしている。父の不在が母を苦しめていると信じる君子は、父を連れ戻すため、信州の山村へと向かう決意。しかし、そこで彼女が目にしたのは、愛人やその子供たちと穏やかに暮らす父の姿。都会的な価値観と、田舎の素朴な人間関係との間で揺れ動く君子の心。家族とは、結婚とは何かを問いかける、日本映画史に残る成瀬巳喜男監督の名作。
ネット上の声
- 見事に描ききった「女」という生き物
- 優しいあきらめのまなざし
- 結構クラシックな作品
- 大人になったら判るから…(X3)
ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督---
- 主演千葉早智子
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ネット上の声
- 戦前ブルジョアの恋愛遊戯
- 戦前の映画って・・・
- 男が自由恋愛した女性と愛し合ってたが、許嫁の女性に本気になってしまい、元々付き合
- 階段の高低差、馬に乗った女との出会う時の空、ピクニック?での山からの景色
ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督---
- 主演高田稔
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ネット上の声
- 昭和12年の映画だったんだ・・
- とんでもないオチにひっくり返ったけど……常に画面の中で運動が行われていて素晴らし
- 成瀬巳喜男監督の、ご馳走たっぷりのハリウッド製にも匹敵するメロドラマ映画豪華版
- 前後篇ともに老け役じゃない北林谷栄が出てる
ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督---
- 主演高田稔
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刑務所から帰ってきた前科者の兄。平穏な日常を壊された妹。断ち切れない家族の絆と葛藤を描く、涙のヒューマンドラマ。
静かな町で、ささやかな幸せを掴もうとしていた妹・もん。そんな彼女の元に、素行の悪い兄・伊之吉が刑務所から帰還。その日から、もんの平穏な日常は崩壊。兄が起こす数々の問題。世間の冷たい視線と、婚約者との間に生まれる亀裂。兄を疎ましく思う一方で、どうしても見捨てられない血の繋がり。家族とは何か、幸せとは何か。断ち切れない絆と愛情の狭間で揺れ動く、兄と妹の魂の物語。観る者の心を激しく揺さぶる、不朽の名作。
ネット上の声
- 冒頭のなんか無駄に田舎臭くて泥臭い感じが日本映画観てるわ〜って気分にさせてくれる
- 兄が殴るシーンが最高の愛をシンプルに表してる
- 室生犀星原作による、初めての映画化
- 原作をそのまま映像化した作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督---
- 主演小杉義男
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戦時下の日本、若き将校と新兵たちの魂の交流。鉄の規律の先に芽生える、真の「指導」と「団結」を描いた物語。
戦時下の日本陸軍。新兵たちの育成を任された佐伯大尉は、鉄の規律と厳格な訓練で彼らを指導する。集まったのは、都会育ちの者、農村出身の者など、境遇も性格も全く異なる若者たち。当初は反発し、過酷な日々に音を上げる者も少なくない。しかし、佐伯大尉の厳しさの裏にある深い愛情と、共に汗を流す仲間との間に芽生える友情。それらが、彼らを一人前の兵士へと変えていく。これは、一人の指導者と若き兵士たちが、極限状況の中で育んだ魂の記録。やがて彼らが戦場へと向かう時、その胸に宿るものとは。
ネット上の声
- 老機関士が陸軍兵士に蒸気機関車の運転指導をする場面で、釜に石炭を投入するところの
- 国粋主義者だったという熊谷久虎が監督した国策映画とのことで、どんな日本・日本人像
- 冒頭の「陸軍省 鉄道省 検閲済」に何とも言えない気持ちになる真珠湾攻撃の2ヶ月前
- 主人公の長女の原節子は当時21歳、次女の若原春江は当時22最近、三女の三谷幸子は
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督熊谷久虎
- 主演丸山定夫
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「雌が雄を喰い殺す かまきり」の井上梅次と、「痴人の愛(1967)」の池田一朗が共同でシナリオを執筆し、井上梅次が監督した女性もの。撮影は「かあちゃんと11人の子ども」の長岡博之。
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督家城巳代治
- 主演小沢栄太郎
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- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督---
- 主演徳川夢声
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猫の視点から人間の世界を辛辣に風刺。夏目漱石の名作を映像化した、ユーモアと哲学に満ちた物語。
明治時代の東京。英語教師・珍野苦沙弥先生の家に迷い込んだ、名前もまだない一匹の猫。自らを「吾輩」と名乗り、飼い主や彼の周りに集う文化人たちの滑稽な日常を冷静に観察。人間の自意識過剰、見栄、そして愚かさ。金田家の鼻持ちならない令嬢との縁談話や、書生たちの珍妙な議論など、次々と繰り広げられる人間喜劇の数々。日々の観察を通して「吾輩」がたどり着く、人間存在への達観。猫が見つめる、人間の営みの哀愁と可笑しみ。
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督山本嘉次郎
- 主演徳川夢声
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76歳のおばあちゃんの、沖縄から北海道まで3246kmに及ぶ破天荒なマラソン行脚の旅を描いた、シルバー青春ロード・ムービー。監督は「GOING WEST 西へ…」の向井寛。脚本は、「青春デンデケデケデケ」の石森史郎と向井監督、そして鈴木盛子と島来夢の共同。撮影を「GOING WEST 西へ…」の鈴木史郎が担当している。主演は「GOING WEST 西へ…」の淡島千景。優秀映画鑑賞会推薦作品。スーパー16ミリからのブローアップ。
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督伊丹万作
- 主演坂東簑助
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ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督今井正
- 主演黒川弥太郎
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ヒューマンドラマ
- 製作年1943年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督豊田四郎
- 主演丸山定夫
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時代劇
- 製作年1938年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督中川信夫
- 主演長谷川一夫
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「黒い賭博師 悪魔の左手」の小川英と「男の紋章 竜虎無情」の松尾昭典が共同でシナリオを執筆、松尾昭典が監督した歌謡もの。撮影は「四つの恋の物語(1966)」の岩佐一泉。
ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督島津保次郎
- 主演丸山定夫
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ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間73分
- 監督大谷俊夫
- 主演神田千鶴子
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- 製作年1943年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督---
- 主演丸山定夫
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1918年にベーコン・バッカー会社の発売した映画で、ペリー・N・ヴェクロフ氏の監督である。「夫の真相」など出演の性格女優アンナ・レアーが主役である。そのほかハントリー・ゴードン、ガートルード・マッコーイらの顔が見える。
ヒューマンドラマ
- 製作年1943年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督渡辺邦男
- 主演岡譲二
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ヒューマンドラマ
- 製作年1936年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督木村荘十二
- 主演丸山定夫