文豪ヴィクトル・ユゴーの娘アデル。一人の男を追い求め、愛の執念が狂気へと堕ちていく衝撃の実話。
19世紀、カナダ。フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの娘アデルは、かつて愛したイギリス軍中尉ピンソンを追い、たった一人で海を渡った。彼女の願いは、ただ彼と結ばれること。しかし、ピンソンは冷酷にも彼女を拒絶する。それでも諦めきれないアデルは、偽名を使い、手紙を偽造し、あらゆる手段で彼の愛を取り戻そうと試みる。周囲からの忠告も耳に入らず、ひたすらに愛を追い求める彼女の純粋な情熱は、やがて狂気的な執着へと変貌していく。実在の人物の日記に基づき描かれる、愛の果てにある孤独と魂の彷徨。
ネット上の声
- 観たかった度◎鑑賞後の満足度◎ 若い頃に思っていた、一生に一度の恋にのめり込んだ挙げ句精神の均衡を壊した悲劇的な女性の話…というようなロマンチックなもの…ではありませんでした…
- にんげんの執念、または情熱についての一考察
- 19歳にして大女優のイザベル・アジャーニ
- 本格派トリュフォーの底力を見た!
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演イザベル・アジャーニ