全4作品。クリストファー・ジョーンズが出演した映画ランキング

鉄道員の父と、彼を愛する幼い息子の視点で描く、ある家族の崩壊と再生の物語。イタリア映画の感動作。

舞台は戦後のイタリア。鉄道機関士として働く実直な男アンドレア。家族や同僚から尊敬される彼だったが、些細なきっかけから酒に溺れ、その人生は少しずつ狂い始める。仕事での過ち、家族との衝突、そして孤独。崩壊していく父の姿を、幼い息子サンドロはただ黙って見つめることしかできない。父子の絆だけを頼りに、家族は再び希望の光を見出すことができるのか。巨匠カステラーニが描く、愛と絶望が胸を打つ不朽の名作。

“権力”によりスパイに仕立て上げられ殺された1人の青年の姿から、表面的な共存の裏でくり展げられている冷戦の不気味さを浮かび上がらせた作品。製作総指揮はＭ・Ｊ・フランコヴィッチ、製作は「オリバー！」の製作デザインを担当したジョン・ボックス。監督・脚色は「キャット・バルー」の脚本でアカデミー賞にノミネートされたことのあるフランク・Ｒ・ピアソン、原作は「寒い国から帰ったスパイ」のジョン・ル・カレ、撮影はオースティン・デンプスター、音楽はウォリー・ストット、美術はテレンス・マーシュ、編集はウィリー・ケンプレンがそれぞれ担当。出演は「熱い肌」のクリストファー・ジョーンズ、「みじかくも美しく燃え」のピア・デゲルマルク、「素晴らしき戦争」のラルフ・リチャードソン、「冬のライオン」のアンソニー・ホプキンス。他に、ポール・ロジャース、スーザン・ジョージ、シリル・シャップス、マイケル・ロビンスなど。イーストマンカラー、パナビジョン。1968年作品。

記録映画「裸の海」を製作・監督しアカデミー賞候補にあがったことのあるアレン・Ｈ・マイナーが脚本・監督を担当した海洋ドラマ。撮影はルイス・ジェニングスとポール・イヴァノ、音楽はウィリアム・ラヴァが担当した。出演は舞台・ＴＶ出身で劇場用映画はこれが初めてのクリストファー・ジョーンズ、「白昼の幻想」のスーザン・ストラスバーグ、「ポリアンナ」のリチャード・イーガンほか。製作はウィリアム・コンラッド。