全4作品。キャロル・ホワイトが出演した映画ランキング

「マルタ島攻防戦」の製作者ピーター・デ・サリニーの原作をアラン・ファルコナーが脚本化、ジョン・ギラーミンが監督したハードボイルド・タッチのアクション・ドラマ。撮影は「狙われた男(1960)」のクリストファー・チャリス、音楽は「狂っちゃいねえぜ」のジョン・バリー。出演は「ならず者」のリチャード・トッド、「泥棒株式会社」のピーター・セラーズ、「裸足の伯爵夫人」のエリザベス・セラーズ、人気歌手で「狙われた男(1960)」に出演したアダム・フェイスなど。

昔の恋人に自分の赤ん坊を殺されそうになる女を描いたスリラー。ラリー・コーエンとロレンゾ・センプル・ジュニアの脚本から「哀愁の花びら」のマーク・ロブソンが製作・監督を担当。撮影は「スター！」のアーネスト・ラズロ、音楽は「哀愁の花びら」のジョン・ウィリアムス（2）が担当している。衣裳デザイナー、トラビーヤの衣装も話題。出演は、「夜空に星のあるように」のキャロル・ホワイト、「華麗なる賭け」のポール・バーク、カナダ生まれの新人スコット・ハイランズ、マラ・パワーズ、マチルダ・カルナンなど。

炭鉱町の孤独な少年が、一羽のハヤブサとの出会いで見つけた希望の光。厳しい現実の中で育む、束の間の自由と絆の物語。

1960年代、イギリス北部の寂れた炭鉱町。家庭では無関心な兄と母、学校では教師や同級生から見下される15歳の少年ビリー。ある日、彼は偶然見つけたハヤブサの雛を「ケス」と名付け、育てる決意。鷹狩りの本を頼りに、ケスの訓練に没頭するビリー。ケスとの時間だけが、彼に自信と生きる喜びを与える唯一の光。しかし、彼のささやかな幸せを脅かす、過酷な現実。少年とハヤブサの絆が試される、あまりにも残酷な運命の到来。

ピーター・ドレイパーの脚本を「ジョーカー野郎」のマイケル・ウィナーが製作・監督にあたった。撮影はオットー・ヘラー、音楽は「白い恋人たち」のフランシス・レイが担当した。出演は「オリバー！」のオリヴァー・リード、「夜空に星のあるように」のキャロル・ホワイト、「ジブラルタルの追想」のオーソン・ウェルズ、「あの胸にもういちど」のマリアンヌ・フェイスフルほか。