-
平凡な銀行員が盗んだ大金。一夜にして手にした自由と、その果てに待つ絶望的な現実。
ドイツの小さな町。退屈な日常を送る銀行の出納係。ある日、彼の前に現れた魅惑的なイタリア人女性。彼女の存在が、彼の心の奥底に眠っていた欲望を呼び覚ます。衝動的に大金を横領し、刺激と情熱を求めて大都市へと逃亡。スポーツイベント、キャバレー、救世軍の集会。金で買えるあらゆる快楽を追い求めるが、彼の心は満たされない。手にしたはずの自由が、彼を更なる孤独と虚無へと突き落とす。表現主義が描き出す、魂の彷徨の物語。
ネット上の声
- ドイツ表現主義の美術セットとユニークな衣装の演劇映画
- 舞台の描き割の様なセットだなあ~
- 神戸映画資料館の「知られざる表現主義映画の傑作」特集にて鑑賞
- 印象的な街の形
- 製作年1920年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督カール・ハインツ・マルティン
- 主演エルンスト・ドイッチュ
-
アーノルド・ファンクの作品としては今迄に公開されたものの内で一番古いものである。(無声)
- 製作年1924年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督アーノルド・ファンク
- 主演エルナ・モレナ
-
- 製作年1921年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督パウル・レニ
- 主演エルナ・モレナ
-
1922年にアルツェン・フォン・チェンピー氏が努力を傾注して製作した大作品で、ドイツ公開の際は全四篇に別れていたものである。ワルター・フォン・モロ氏の小説に材を得てハンス・ベイレント氏とアルツェン・フォン・チェンピー氏が映画に脚色し、チェンピー氏自ら監督している。主役フレデリック大王に扮するのは「かつら」によって妙技を知られているオットー・ゲビュール氏で、そのほか「蝙蝠」「思い出」等に出演し先年物故したエファ・マイ嬢、「朝から夜中まで」のエルナ・モレナ嬢、「女ハムレット」のエドゥアルト・フォン・ヴィンターシュタイン氏、「野鴨」のアルバート・シュタインリュック氏、「幽魂は語る」のアグネス・シュトラウブ嬢、「タルチュフ」のヴェルナー・クラウス氏、「カルメン(1918)」出演のレオポルド・フォン・レデブール氏、F・W・カイザー氏、フリッツ・ラスプ氏などの名優連が総出演している。無声。
- 製作年1922年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督---
- 主演エルナ・モレナ