亡き姉の夫と甥との穏やかな三人暮らし。一つの縁談が、心の奥に秘めた禁断の想いを揺り動かす。
昭和40年代の日本。悦子は、若くして亡くなった姉の代わりに、義理の兄・謙一とその息子・宏の面倒を見ながら、三人で穏やかに暮らしていた。彼女の存在は、家族にとってかけがえのない光。そんなある日、悦子に銀行員との縁談が舞い込む。謙一も宏も彼女の幸せを願うが、悦子の心は晴れない。それは、心の奥底にしまい込んできた義兄への秘めた想い。この縁談をきっかけに、保たれてきた家族の均衡が静かに崩れ始める。
ネット上の声
- 昭和のあこがれ共同体
- 山田太一氏の訃報を聞き、追悼作品としてセレクト
- 今やこういう映画にこそあこがれる。
- わあっ、あのプラモデル高いんだよ!
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督恩地日出夫
- 主演内藤洋子