売春防止法成立直前の赤線地帯「夢の里」。そこで生きる五人の女たち。それぞれの事情と譲れない願いを描く人間ドラマ。
昭和31年、国会で売春防止法案が審議される東京・吉原の赤線地帯。その一角にある娼館「夢の里」で働く五人の女たち。息子を育てるため必死に働く者、客を騙して金を巻き上げる者、故郷の父親に金の無心をする者。それぞれが切実な事情を抱え、抜け出せない現実と未来への不安の中でもがき続ける。法案の成立が迫る中、彼女たちの人生が交錯し、それぞれの運命が大きく動き出す。女たちのしたたかで哀しい生き様。
ネット上の声
- シンプルに物語を描きながらも、たまに清順監督ならではの撮り方で魅せる所があった所
- 面白いな~!チンピラ深江章喜カワイイムービーか、はたまたチンピラ芦田伸介カワイイ
- ノワールな登場人物たちが札束を覗き込むのを札束の位置にカメラを置いて真下から煽り
- やりたいノワールいただきギチギチに詰め込みながら、清順監督ぽさのディテールがすで
アクション
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督鈴木清太郎
- 主演河津清三郎