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「あの娘と自転車に乗って」「明りを灯す人」などで国際的に高く評価されるキルギスの名匠アクタン・アリム・クバト監督がメガホンをとって自ら主演を務め、熱い信念を秘めた純粋な男の姿を通し、文化的アイデンティティーが失われつつある現代社会に静かな問いを投げかけたドラマ。中央アジアに位置する美しい国キルギス。村人たちから「ケンタウロス」と呼ばれる寡黙な男は、妻と息子と3人で慎ましい生活を送っている。騎馬遊牧民を先祖に持つキルギスに古くから伝わる伝説を信じる彼は、人々を結びつけてきた信仰が薄れつつあることを感じ、夜な夜な馬を盗んでは野に解き放っていた。ある日、馬を盗まれた権力者が、犯人を捕まえるべく罠を仕掛けるが……。
ネット上の声
- おもしろおかしくとは無縁だがなかなかいい
- ケンタウロス自らがケンタウロスとなり……
- 馬と一体になり疾走するケンタウロス
- 叫ぶ間もなかったグワッ(byアヒル)
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国キルギス,フランス,ドイツ,オランダ,日本
- 時間89分
- 監督アクタン・アリム・クバト
- 主演アクタン・アリム・クバト
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「あの娘と自転車に乗って」「馬を放つ」などで知られる中央アジアの名匠アクタン・アリム・クバトが、母国キルギスのインターネットニュースで見つけた実話に着想を得て、出稼ぎ先のロシアで記憶と言葉を失い故郷へ帰ってきた父とその家族を描いたヒューマンドラマ。
23年前にロシアへ出稼ぎに行ったまま行方がわからなくなっていたザールクが、キルギスの村に帰ってきた。家族や村人たちは記憶と言葉を失った彼の姿に動揺するが、そこにザールクの妻であるウムスナイの姿はなかった。周囲の心配をよそに、ザールクは村にあふれるゴミを黙々と片付ける。そんなザールクに、村の権力者による圧力や、近代化の波にのまれていく故郷の姿が否応なく迫る。
クバト監督が主人公ザールクを自ら演じた。2022年・第35回東京国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 長年行方不明だった父が、郷里のキルギスに突然戻ってきたものの、記憶...
- スクリーン越しにキルギスの大地に触れられる喜び
- 出稼ぎ先のロシアから記憶を失って戻ってきた男が思い出を取り戻していく話
- ロシアに出稼ぎに行った男が23年ぶりに故郷に戻ったが記憶がなく…という話
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国キルギス,日本,オランダ,フランス
- 時間105分
- 監督アクタン・アリム・クバト
- 主演アクタン・アリム・クバト
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純朴な人柄で村人たちから愛される電気工の夢は、風車を作って村中の電力をまかなうことと、息子を授かること。しかし、国の政治が乱れるある日、都会から私腹を肥やそうと企む者がやってきて……。キルギス出身のアクタン・アブディカリコフ監督が、キルギス名の“アクタン・アリム・クバト”名義で「旅立ちの汽笛」(2001)以来7年ぶりに手がけたドラマ。ソ連からの独立を経て、昔ながらの生活習慣が残るキルギスの田舎町を舞台に、政治的革命に翻弄されながらもつつましく生きる人々の姿を描く。
ネット上の声
- キルギスを舞台にした、ほっこりヒューマンドラマだと思って見たらちがいました…
- 開発の波をかぶる中国周辺の国で…
- 風に揺れる仄明るい電球のように
- 穏やかで昔懐かしい匂いがする
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国キルギス,フランス,ドイツ,イタリア,オランダ
- 時間80分
- 監督アクタン・アリム・クバト
- 主演アクタン・アリム・クバト
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第2次世界大戦の終結後、戦争捕虜としていわれのない罪でソ連当局に逮捕され、カザフスタンへと送られた日本人のなかで、ソ連崩壊までに生き残った4人のうちの1人である三浦正雄の子ども時代を描いたドラマ。
終戦直後、北海道に疎開していた14歳の三浦正雄は家族を捜すために向かった樺太でソ連当局に逮捕される。日本から8000キロ離れたカザフスタンに流刑となった三浦は、53年もの間をカザフで過ごし、後年、現地の自然保護官としても活躍した。過酷な運命に傷つきながらも、世界でも珍しい淡水と塩水の性質を持つバルハシ湖・イリ河流域で大自然と人びとのやさしさに心癒やされながら生き抜いた三浦の少年時代を描いていく。
「馬を放つ」などで知られるアクタン・アリム・クバト、カンヌ主演女優賞受賞のサマル・イスリャモバら中央アジアの映画人が顔をそろえる。監督は「ウイグルからきた少年」の佐野伸寿。
伝記、 ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国カザフスタン,日本,キルギス
- 時間110分
- 監督佐野伸寿
- 主演アクタン・アリム・クバト