イタリアの名匠ミケランジェロ・アントニオーニの初のカラー作品で、1964年・第25回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた心理ドラマ。無機質な工場が立ち並ぶ海辺の工業都市ラヴェンナ。夫や息子と3人でこの街に暮らすジュリアーナは、数年前の交通事故のショックから立ち直れず、精神的に不安定な日々が続いていた。そんなある日、彼女は夫から友人コラドを紹介される。ジュリアーナは自分と同じように孤独を抱えるコラドに惹かれ、次第に距離を縮めていくが……。アントニオーニ監督のミューズとして知られるモニカ・ビッティがジュリアーナ、イギリスの名優リチャード・ハリスがコラドを演じた。
ネット上の声
- ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したミケランジェロアントニオーニの代表作の一
- 自分なりに楽しみを見つける努力が大切。
- 映像や色彩にはどこか懐かしさが。
- 正しく病んでいる唯一の人
精神障害、 孤独
- 製作年1964年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間116分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演モニカ・ヴィッティ