エドガー・アラン・ポーのゴシック小説を映像化。呪われた一族を襲う、幻想と狂気のサイレント・ホラー。
人里離れた沼地に佇む、古く不気味なアッシャー家の屋敷。当主ロデリックは、病弱な妻マデリンの肖像画製作に没頭。しかし、絵が完成に近づくにつれ、マデリンは衰弱し、命の灯火が消えていく。彼女の死後、屋敷を訪れた旧友は、ロデリックの常軌を逸した言動と、屋敷に漂う超自然的な恐怖を目の当たりにする。スローモーションや多重露光を駆使した前衛的な映像美。言葉なくして観る者の深層心理に訴えかける、呪われた血筋の末路。
ネット上の声
- 1920年代フランスの有名な実験映画的ゴシック・ホラー
- 天井の高い屋敷だな~(冬は寒そう!)
- フランスサイレント期の前衛映画
- フェードの連続、ピントの合わない映像、スローモーションの反復など映像的手法の連続
ホラー
- 製作年1928年
- 製作国フランス
- 時間48分
- 監督ジャン・エプスタイン
- 主演シャルル・ラミ