地方都市の閉塞感の中、もがき生きる高校生たちの刹那的な青春と、その残酷な現実。
1980年代、とある地方の工業高校。在日コリアンである主人公ミヌは、仲間たちと共に喧嘩やナンパに明け暮れる日々。将来への漠然とした不安と、社会からの見えない壁。そんな日常の中、ミヌは同級生の純愛や、仲間との友情、そして裏切りを経験する。彼らの鬱屈したエネルギーは、やがて暴力的な衝突へと発展。卒業を前に、彼らが選ぶ道とは。若さゆえの焦燥感、痛み、そして微かな希望を描き出す、鮮烈な青春群像劇。
ネット上の声
- すべての青
- 青 chong
- 【李相日監督って、大学時代からヤッパリ凄かったんだ!在日朝鮮人の高校生達の日常をクスクス笑える描写多数で描いた作品。】
- 食べ物で対立し、食べ物で差別され、食べ物で復縁しようとする物語でもあったはずが、
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国日本
- 時間54分
- 監督リ・サンイル
- 主演眞島秀和