新作の出版を夢見る作家が挑む、巨大な官僚組織。これは喜劇か、それとも悪夢か。ソ連の不条理を描く風刺劇。
ソビエト連邦時代のグルジアにある国営出版社。若き作家ソソは、自身の長編小説『青い山』の出版を熱望し、完成した原稿を持ち込む。しかし、担当者は会議や雑談に明け暮れ、誰一人として彼の作品を読もうとしない。原稿は部署から部署へとたらい回しにされ、季節が移り変わっても埃をかぶったまま。職員たちの無関心と非効率なシステムが、彼の情熱と時間を無慈悲に奪っていく。忍耐の限界を超えた先に待っていた、あまりにも皮肉で衝撃的な結末。
ネット上の声
- これぞお役所仕事の風刺!主人公がたらい回しにされる姿に、イライラしつつも爆笑してしまった。官僚主義への皮肉が効いてて最高。
- 出てくる人たちがみんな絶妙にうざくて、でもどこか憎めないのが面白いw
- 同じギャグの繰り返しが多すぎて、途中から笑えなくなってしまった。ちょっとしつこいかな。
- 呆れるくらい笑った!
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国ジョージア
- 時間95分
- 監督エリダル・シェンゲラヤ
- 主演ラマーズ・ギオルゴビアーニ