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流れ者の旅役者一座が港町に流れ着く。過去の恋と現在の愛が交錯する、哀愁の人間ドラマ。
昭和の港町。旅から旅へと渡り歩く役者一座が、しばしの骨休めに訪れた宿。座長には、この町に忘れられない過去があった。かつて愛した女と、その間に生まれた息子との秘密の再会。しかし、その事実を知った現在の恋人である看板女優の嫉妬の炎が、静かに燃え上がる。舞台の上で演じられる虚構と、舞台裏で渦巻く生々しい愛憎。一座の人間関係が軋みを上げる中、座長が下す一つの決断。
ネット上の声
- 初期の作品のなかでも結構後の清順美学を思わせるところがあり、面白かった
- 海岸で瓶を投げる下りの世にも奇妙なカッティングインアクション
- 清順の中ではごく普通の出来で少し残念
- 好きなお酒はホワイトホース
アクション
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督鈴木清太郎
- 主演二谷英明
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春日八郎の芸能生活十周年を記念した歌謡映画。「若旦那は三代目」の関沢新一の脚本を、「東京午前三時」の小杉勇が監督、「別れの燈台」の中尾利太郎が撮影した。音楽も「別れの燈台」の村山芳男。春日八郎を筆頭に、岡田眞澄・白木マリなどが出演。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間51分
- 監督小杉勇
- 主演春日八郎
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勇壮な捕鯨を背景に海の男の生活を描く歌謡メロドラマ。脚本は新人田辺朝巳、真弓典正の共同。監督は「港の乾杯 勝利をわが手に」の鈴木清太郎、撮影は「東京の人」の永塚一栄が担当した。主な出演者は、流行歌手の春日八郎、「快傑耶茶坊 (前後篇)」の小林重四郎、「志津野一平 浴槽の死美人」の高友子、「黒帯有情 花と嵐」の小田切みき「ドラムと恋と夢」の木戸新太郎、その他高田敏江、天草四郎、明美京子などである。
青春
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間48分
- 監督鈴木清太郎
- 主演春日八郎
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瀬戸口寅雄の原作を「さよなら港」の中田竜雄が脚色、「殺人者を逃すな」の小林恒夫が監督、「日清戦争風雲秘話 霧の街」の西川庄衛が撮影した。主演は「怪談番町皿屋敷」の美空ひばり、「鯨と斗う男」の高倉健、歌謡界の春日八郎、「少年探偵団 鉄塔の怪人」の宇佐美諄。ほかに、山口勇、高木二郎、花澤徳衛、三条美紀など。東映スコープの青春歌謡篇。色彩はイーストマン東映カラー。
ネット上の声
- 青い山脈でスタート、青い海原を通過。
- 日活テイストなひばり映画
時代劇
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督小林恒夫
- 主演美空ひばり
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流行歌「お富さん」の映画化。吉方鶴三の原案から志摩裕二が脚本を書き、「嫁とよばれてまだ三月」と同じく天野信が監督を、今井ひろしが撮影を担当した。主演は「花の白虎隊」の勝新太郎と「千姫(1954)」の小町瑠美子、「千姫(1954)」の水原洋一、「伊達騒動 母御殿」の大邦一公、伊達三郎、玉置一恵らが助演し、歌手春日八郎も出演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間45分
- 監督天野信
- 主演勝新太郎
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春日八郎の歌謡股旅篇。「大学の石松 ぐれん隊征伐 太陽族に挑戦す (二部作)」の松浦健郎のオリジナル脚本から「燃ゆる黒帯 花の高校生」の関喜誉仁が監督、同じく柿田勇が撮影を担当する。主な出演者は名和宏、春日八郎をめぐって、「地獄の札束」の南寿美子、「旅鴉でござんす」の志摩桂子、「デンスケの宣伝狂」のフランキー堺、ほかに尾上菊太郎、瀬川路三郎など。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督関喜誉仁
- 主演名和宏
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新井一のオリジナル・シナリオを「へそくり親爺」の山崎裕理が監督、「強情親爺とピンボケ息子」の西前弘が撮影した歌謡映画。主演は春日八郎に、「どん底」の藤木悠、それに夏亜矢子、北川町子。そのほか山茶花究、万代峯子、由利徹など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山崎裕理
- 主演春日八郎