戦時下の日本、若き将校と新兵たちの魂の交流。鉄の規律の先に芽生える、真の「指導」と「団結」を描いた物語。
戦時下の日本陸軍。新兵たちの育成を任された佐伯大尉は、鉄の規律と厳格な訓練で彼らを指導する。集まったのは、都会育ちの者、農村出身の者など、境遇も性格も全く異なる若者たち。当初は反発し、過酷な日々に音を上げる者も少なくない。しかし、佐伯大尉の厳しさの裏にある深い愛情と、共に汗を流す仲間との間に芽生える友情。それらが、彼らを一人前の兵士へと変えていく。これは、一人の指導者と若き兵士たちが、極限状況の中で育んだ魂の記録。やがて彼らが戦場へと向かう時、その胸に宿るものとは。
ネット上の声
- 老機関士が陸軍兵士に蒸気機関車の運転指導をする場面で、釜に石炭を投入するところの
- 国粋主義者だったという熊谷久虎が監督した国策映画とのことで、どんな日本・日本人像
- 冒頭の「陸軍省 鉄道省 検閲済」に何とも言えない気持ちになる真珠湾攻撃の2ヶ月前
- 主人公の長女の原節子は当時21歳、次女の若原春江は当時22最近、三女の三谷幸子は
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督熊谷久虎
- 主演丸山定夫