84年にパリで三人の若者が起こした実際の強盗殺人事件に材をとり、舞台を90年代に置き換えて無軌道な若者たちの青春像と、彼らがたどる悲惨な末路を描いた衝撃的な犯罪ドラマ。監督・脚本は「ダディ・ノスタルジー」「田舎の日曜日」のベルトラン・タヴェルニエ。製作は「素顔の貴婦人」のルネ・クレトマンと『L627』(日本では映画祭上映)のフレデリック・ブルブロン。モルガン・スポルテの実録小説(邦訳未訳)をもとに、脚本を監督とその前夫人コロ・タヴェルニエ・オヘイガンが共同で執筆。撮影は『L627』のアラン・ショカール。音楽はフィリップ・エム、編集はリュス・グルネンヴァルト、録音はミシェル・デスロワ、ジェラール・ランプ。3人の若者役にマリー・ジラン、オリヴィエ・シトリュック、ブリューノ・ピュツリュ。ほかに「無伴奏『シャコンヌ』」のリシャール・ベリ、フィリップ・デュクロ、またアラン・サルド、俳優で脚本家のジャン・ルイ・リシャール(「アメリカの夜」)が顔を出している。95年ベルリン映画祭金熊賞受賞。
ネット上の声
- 軽い気持ちで泥棒をしようとした若者たちがどんどん逃げられない深みにはまっていく、
- アンチヒーローと呼ぶほどの魅力も、覚悟もないミスフィッツたちを描いているが、場面
- 1980年代にパリで起きた若者による強盗殺人事件を元に、90年代を舞台に映画化し
- マリー・ジランがあんぽんたんすぎて"憎たらしい"を通り越して愛らしい🥺💕
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国フランス
- 時間116分
- 監督ベルトラン・タヴェルニエ
- 主演マリー・ジラン