1960年代イタリア、愛と性のタブーに鬼才パゾリーニが迫る。市井の人々の本音から社会の偽善を暴く衝撃のドキュメンタリー。
舞台は1963年のイタリア。映画監督ピエル・パオロ・パゾリーニ自らがマイクを手に、北から南まで様々な階層の人々へ「性」に関する大胆な質問を投げかける。離婚、同性愛、売春。当時の社会が固く口を閉ざすテーマに、サッカー選手、学生、農民、そして作家のアルベルト・モラヴィアまでもが赤裸々に語り始める。彼らの言葉から浮かび上がるのは、社会通念と個人の本音との大きな隔たり。近代化の波の中で揺れ動くイタリア人の深層心理を鋭くえぐり出す、挑発的な記録映画の金字塔。
ネット上の声
- セクハラパゾリーニと現代の壁
- 言葉を持っているひとが少ないなともどかしく思ってたらパゾリーニも言及していたので
- ピエル・パオロ・パゾリーニが脚本/監督/インタビュアーを務め、イタリア各地の様々
- (35mm)
ドキュメンタリー
- 製作年1964年
- 製作国イタリア
- 時間92分
- 監督ピエル・パオロ・パゾリーニ
- 主演アルベルト・モラヴィア