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ベン・ヘクトが書きおろした物語を、チャールズ・ファースマンとロバート・N・リーが脚色。監督は「救いを求むる人々」の製作者ジョセフ・フォン・スタンバーグ。主演は「決死隊」「戦艦くろがね号」のジョージ・バンクロフト、共演に「鉄條網」「フラ」のクライヴ・ブルック及び「百貨店」「錯覚恋愛」のイヴリン・ブレント、フレッド・コーラー、ラリー・シーモン、ヘレン・リンチなど。因みに本篇は「人罠」と同じくヘクター・ターンブルの総指揮の下に製作された映画である。
ネット上の声
- 最後のセリフに男の哀愁!(〃´o`)=3
- 1927年のサイレント映画
- この頃の映画はクロース・アップが好きだよなぁ、と思いつつ、そのクロース・アップの
- 「執行時間が少し遅れただけじゃないか」「その1時間に俺の人生が濃縮されていたのさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1927年
- 製作国アメリカ
- 時間80分
- 監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ
- 主演ジョージ・バンクロフト
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エミール・ヤニングス氏の渡米後第3回作品であるが、発売順から云えば「肉体の道」に続くもので第2回作品である。原作は「帝国ホテル」と同じくラヨス・ビロ氏。ジョン・グッドリッチ氏が脚色したものを、「陽炎の夢」「暗黒街」等と同じくジョセフ・フォン・スタンバーグ氏が監督した。ヤニングス氏の相手役は「暗黒街」「ボー・サブルウ」出演のイヴリン・ブレント嬢と「女シーク」「男装女剣客」出演のウィリアム・パウエル氏とで、その他ニコラス・スーサニン氏、マイケル・ヴィサロフ氏などが出演している。影所ではロシヤ生れの監督レオ・アンドリエフがロシヤを背景にした映画を撮るためにロシヤ人のエキストラを募集した。集った多くの人々の中から将軍の役を振り当てられた老人がいた。彼は悲しそうにしていた。周囲の人々は彼をからかった。それにつけても彼はその華かな古へを想った。話はロシヤ帝政時代に遡るロシヤは今外敵と戦っている。そのロシヤ軍の司令官セルギウス・アレクサンダーは無比の愛国者で租国のためには身命を賭しているのではあるが、その倣慢な態度容姿は一部の者の反感を買っていた。またその等の人々を唆して彼の命を失はんと企している敵軍の間牒もいた。それはキエフ帝国劇場の監督レオ・アンドリエフと女優のナタリー・ダプロワである。会てこの2人の旅行免行の検査の時にアンドリエフは将軍に不遜な言葉を使ったので将軍の怒りを買い、彼は強く鞭打たれた。アンドリエフが将軍を怨むに到ったのはそれ以来である。ナタリーも将軍が彼女の容色に惹きつけられ思いを寄せているのを好機に彼を亡きものにせんとしたが、彼女は却って将軍を愛する様になり果さながった。しかし一方アンドリエフの企劃は着々進行し、彼に煽動された人々はある日将軍が戦線視察に赴く途中の列車を襲い激しい侮辱を加え逐に命までもを脅かした。が、その危機一髪の際、よく奇智を以て彼を逃じたのは別人ではないナタリーであった。それから年が流れた。会ての将軍アレクサンダーはホリウッドに婁れはてた姿を見せていた。運命の悪戯か、彼は昔しの仇敵アンドリエフ監督の下にロシヤの将軍を演じている。アンドリエフは故意に彼に兵卒を鞭打つ場面を演せしめた。鞭を持った彼は不知不識の裡に力が加わり、ロシヤの昔に帰った気持で、カメラの前にいる己れを忘れる。彼はロシヤの将軍に立ち帰った。彼はロシヤ万歳を叫んだ。が、余りに急激な心の衝動は衰へた彼の体には強過ぎた。彼はロシヤの将軍としてその場に昏倒した。
ネット上の声
- 元ロシアの総司令官が亡命し、ハリウッドで映画のエキストラをする生活
- 10年の歳月を経て…
- 列車が画面を横断すること、将軍がいる邸宅が広いこと、ハリウッドと帝政ロシアの群衆
- ロシア帝国の戦争遂行に尽力している司令官が、ロシアの変革を求めている女性運動家と
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国アメリカ
- 時間88分
- 監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ
- 主演エミール・ヤニングス
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ジョン・V・A・ウィーヴァーとジョージ・アボットの合作舞台劇に基づいてタウンセンド・マーティンが脚色し「猿飛カンター」「駆落相手違ひ」等と同じくフランク・タトルが監督したもので、主役はパラマウント新入社の「女ロビンフッド」「愛の虚言」等出演のイヴリン・プレント、「三日伯爵」「駄法螺大当たり」等出演のルイズ・ブルックス及び「猿飛カンター」「女王蜂」等出演のローレンス・ブレイが演じ、オスグッド・パーキンス、マーシャ・ハリス、アーサー・ドナルドソン等が助演している。
ネット上の声
- ワカメちゃんカットは英語でBlack Helmet!
- ニューヨークで一緒に住み同じ百貨店で働く姉妹、真面目で献身的な姉と自由奔放で身勝
- 色々ツッコミどころはあるんだけどそれは時代の影響もあるだろうし、それよりなにより
- filmarksという大きな映画コミュニティで唯一のイヴリン・ブレントFan!で
- 製作年1926年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督フランク・タトル
- 主演イヴリン・ブレント
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「悪魔の眠る時」「負けじ魂」等の原作を書いたピーター・B・カインの小説「港口の砂州」“The Harbor Barを「世界とその女」等の原作者なるトンプソン・ブカナンが脚色し、W・S・ヴァン・ダイクが監督した海上大活劇で、主役は「孔雀の路」「結婚とは」等出演のモント・ブルーと、イギリス生れの新進女優イヴリン・ブレントとである。因みにアソシエーテッド・オーサース社とは4人の著名な劇作家である、フランク・ウッズ、エルマー・ハリス、トンプソン・ブカナン、クラーク・トーマスが連合して組織した映画製作会社である。
アクション
- 製作年1923年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督W・S・ヴァン・ダイク二世
- 主演イヴリン・ブレント
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ローランド・バートウィー氏とハロルド・ディーアドン氏との合作舞台劇を映画化したものでホープ・ロアリング女史が改作し、ルイズ・ロング女史が台本を執筆し、「燃える唇」「一夜の秘密」と同じくロタール・メンデス氏が監督した。出演者は「暗黒街」「非常線(1928)」のイヴリン・プレント嬢、「忘れられた顔(1928)」「暗黒街」のクライヴ・ブルック氏、「忘れられた顔」「非常線(1928)」のウィリアム・パウエル氏並びに「巨人の谷」「鉄腕の男」のドリス・ケニヨン嬢、「笑う男」のブランドン・ハースト氏という腕利き揃いである。撮影は「人生の乞食」「暗黒街の女(1928)」のヘンリー・ジェラード氏。
ヒューマンドラマ
- 製作年1929年
- 製作国アメリカ
- 時間75分
- 監督ロタール・メンデス
- 主演ウィリアム・パウエル
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「ショウ・ダウン」に次いで製作されたジョージ・バンクロフト氏第二回主演映画でオリヴァー・ガレット氏原作の物語をジュールス・ファースマン氏が改作脚色し、「暗黒街」「最後の命令」と同じくジョセフ・フォン・スタンバーグ氏が監督したもの。「暗黒街」「ショウ・ダウン」でバンクロフト氏の相手役を勤めたイヴリン・ブレント嬢を筆頭に「弥次喜多探偵の巻」「女シーク」等出演のウィリアム・パウエル氏、「暗黒街」「ショウ・ダウン」の悪役フレッド・コーラー氏等の腕利き連が共演しその他フランシス・マクドナルド氏並びにレスリー・フェントン氏が助演している。
- 製作年1928年
- 製作国アメリカ
- 時間77分
- 監督ジョセフ・フォン・スタンバーグ
- 主演ジョージ・バンクロフト
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「ボー・ジェスト(1927)」の姉妹篇として同じ原作者パーシヴァル・クリストファー・レン氏が執筆して小説を映画化したもので、トム・ジェラティー氏が脚色し、「森の男(1926)」「アリゾナの天地」「熱砂を踏んで」等と同じくジョン・ウォーターズ氏が監督した。主役は「アリゾナの天地」「赤ちゃん母さん」等出演のゲイリー・クーパー氏が演じ、相手役は「暗黒街」「錯覚恋愛」等出演のイヴリン・ブレント嬢で、「ボー・ジェスト(1927)」に共演したノア・ビアリー氏とウィリアム・パウエル氏とが再び顔を合せ、「モダン十戒」「つばさ」出演のロスコー・カーンス氏、「大自然を敵として」のミッチェル・ルイス氏「罪に立つ女」のアーノルド・ケント氏及びフランク・レイチャー氏、ラウール・パオリ氏等が出演している。
- 製作年1928年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督ジョン・ウォーターズ
- 主演ゲイリー・クーパー