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第二次大戦末期のドイツ。焦土と化した故郷で兵士が出会った束の間の愛と、彼を待ち受ける過酷な運命の物語。
舞台は第二次世界大戦末期のドイツ。東部戦線で戦う兵士エルンストは、3週間の休暇を得て故郷へ。しかし、街は空襲で廃墟と化し、両親の行方も不明。絶望の中、幼なじみのエリザベートと再会し、二人は激しい恋に落ちる。爆撃が続く街で育む、束の間の愛と幸福。だが、休暇の終わりは刻一刻と迫り、再び戦場へ戻る過酷な運命が二人を待ち受ける。生と死が隣り合わせの極限状況で、愛を貫こうとする若者たちの姿。
ネット上の声
- 戦争もので、いつもの鮮やかなカラーは封印され、メロドラマ要素も少なめ
- 愛と悲劇(戦争)が反発し、互いに際立つ
- 戦争は格好のメロドラマネタですね
- 50年代、ハリウッドの反戦映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間132分
- 監督ダグラス・サーク
- 主演ジョン・ギャヴィン
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18世紀フランス、自らの意志に反して修道院に入れられた美しき少女。信仰と自由を求める彼女の、絶望的な闘争の記録。
18世紀のフランス。貴族の娘シュザンヌは、私生児であるという家の事情から、両親に強制され修道女になることを誓わされる。自由な生き方を望む彼女の抵抗も虚しく、固く閉ざされた修道院へ。そこで彼女は、信仰の自由を求めて法に訴えることを決意する。しかし、その行動は修道院内で異端と見なされ、院長や他の修道女たちからの陰湿ないじめや迫害を招くことに。移された先の修道院では、新たな院長からの同性愛的な執着に苦しめられる。神への信仰と人間としての尊厳の間で、彼女の魂は引き裂かれていく。これは、偽善と狂信が渦巻く世界で、最後まで自由を渇望した一人の女性の物語。
ネット上の声
- 受け入れるか、拒絶するか
- すべては神の思し召し
- 修道女は美女ばかり。
- ・・・解説
シスター、 ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間131分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演アンナ・カリーナ
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ドストエフスキー原作の「賭博者」を「禁じられた遊び」の作者フランソワ・ボワイエと「青い女馬」のコンビ、ジャン・オーランシュとピエール・ボストが脚色した諷刺映画。「巌窟王(1962)」のクロード・オータン・ララが監督し、「死んでもいい」のジャック・ナトーが撮影を担当、音楽は「青い女馬」のルネ・クロエレック、製作はイヴ・ラプランシュである。出演者は「危険な関係」のジェラール・フィリップ、「美しき冒険」のリゼロッテ・プルファー、「恋人たちの森」のフランソワーズ・ロゼー、「自殺への契約書」のベルナール・ブリエなど。
ネット上の声
- ジェラール・フィリップがルーレットで勝負
- バブシュカはロシア語で”おばあちゃん”
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間100分
- 監督クロード・オータン=ララ
- 主演ジェラール・フィリップ
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クロード・ランクのシナリオに、クリスチャン・ジャック、ジャン・フェリー、ジャック・エマニュエルらが手を加え、ジャック・エマニュエルとジャン・フェリーが台詞を書きこんだという念の入った脚本を、「空と海の間に」のクリスチャン・ジャックが監督した豪快なスパイ・アクション。撮影はピエール・プティ、音楽は「ある晴れた朝突然に」のミシェル・マーニュが担当した。出演は「ファントマ」シリーズのジャン・マレー、「愛する時と死する時」のリゼロッテ・プルファー、「悪党ども」のフィリップ・クレー、「殺人者に墓はない」のロベール・ダルバン。・ほかにジャック・モレル、ナンシー・ホロウェイ、マリア・グラツィア・ブッチェラなど。イーストマンカラー・フランスコープ。
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1965年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間84分
- 監督クリスチャン=ジャック
- 主演ジャン・マレー
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肉親を探して南仏を旅する英国の女教師をめぐるコメディ。アントニア・リッジの『家族アルバム旅行』から、ハインツ・パウクとギュンター・ノイマンが脚本を書き、クルト・ホフマンが監督した。撮影はギュンター・アンデルスが担当。出演は、「愛する時と死する時」のリゼロッテ・プルファー、「黒い稲妻」のオリヴァー・グリム少年のほか、ローベルト・グラーフ、エヴァ・マリア・メインケ、ブルーニ・レーベル、エディト・タイヒマンら。製作ゲオルク・ウィット。
コメディ
- 製作年1959年
- 製作国ドイツ
- 時間104分
- 監督クルト・ホフマン
- 主演リゼロッテ・プルファー